SKINCARE
年々肌の弾力がなくなってきている気がしますよね。秋暑さや紫外線の影響で肌がさらにくたくた…。でもスキンケア次第でハリは取り戻せる!今回は、出産や育児、ダイエットでハリを失う原因について専門家に伺いました。
美容皮膚科医
慶田朋子先生
銀座ケイスキンクリニック院長。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。「切らないハッピーリバースエイジング」を叶える美容皮膚科医として美ST読者からも篤い信頼を得ている。皮膚の働きや美肌に役立つスキンケア、生活習慣などのわかりやすい解説も大人気。
スキンケア成分ハンター
竹岡篤史さん
世界中の美容成分を発掘、研究したりする美容成分開発者。2016年にヨーロッパを代表する美容・コスメのイベント「In-cosmetics」にてイノベーションアワード金賞を初めてアジアから受賞。@takechanman.beauty
ハリは皮膚の表層で、たるみは真皮より下の皮下組織で起こること
「ハリとたるみは混同されがちですが、どちらも医学的用語ではなく、主に美容業界で使われている言葉です。ハリ低下は、皮膚の表層側にある真皮で起こることで、肌にハリや弾力を与えるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などが加齢や紫外線の影響で分解、変性することで弾力を失い、薄く硬くなることをいいます。たるみというのは真皮より下にある皮下組織で起こることで、皮膚とSMAS層、皮膚と骨を繋ぐ顔面靱帯が伸びて、本来あるべき位置からズレることです」(慶田先生)
「ハリとたるみはメカニズムが違うのでケア方法が違います。ハリ不足はスキンケアで改善できますが、たるみは美容医療の領域であることが多く、ハリケアを怠るとたるみが加速することも」(竹岡さん)
20歳前後はハリがあって当然。30歳頃からハリのなさが気になり始める人が出てきます。
コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸が満ち満ちている状態
「皮膚のハリを司るヒアルロン酸やエラスチンの量もコラーゲンの密度も20歳をピークとすると大体10年単位で10%ずつ減っていきます。放っておくと皮膚がスカスカになっていくので、それらを増やす努力をすることが大切です」(慶田先生)
「肌のハリ感は皮膚の上層部で起きていることなので、スキンケアや食生活の改善で復活させることができます。真皮はかなり動的に変化しているので、例えばスキンケアをしっかり行うと2週間から4週間くらいで肌の内側の密度が増えることがわかっています。また栄養バランスのとれた食事と、飲酒や喫煙を控えるだけでもかなり改善されますので、諦めずに日々向き合っていきましょう」(竹岡さん)
本記事は、美ST編集部が取材・編集しました。「美ST」は16年以上にわたり、40代&50代女性の美容とライフスタイルを追求してきた月刊美容誌です。
『美ST』2025年11月号掲載
イラスト/いちほ 取材/棚田トモコ 再構成/Bravoworks,Inc.
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