SKINCARE
朝のスキンケア、メイク前に軽く済ませていませんか? 実は冬の日中の肌は、寒暖差やエアコンの乾燥、紫外線で想像以上に過酷。忙しい朝でも取り入れられる日中保湿で、乾燥知らずの一日を。今回は、日中保湿が欠かせない理由を教えてもらいました。
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スキンケア・サイエンスコミュニケーター 次田哲也さん
博士(工学)。元東京農工大学客員教授。30年以上にわたり、大手化粧品メーカーにてコスメや肌計測機器などの研究開発に従事。独立後は講演や取材を通じ、正しい美容知識を啓発する。
人間にはサーカディアンリズムという生体時計があり、昼と夜で肌の生理機能が異なることが明らかになってきています。さらに、日中は外的ストレス、紫外線、屋内外の気温差などの環境の変化のため、肌のバリア機能の維持が重要。朝のケアは防御・保護・維持、修復の準備、「これから肌が戦闘状態に入ります」という日中に特化した保湿が必要です。
気象変化は長いスパンで見ないといけないのですが、昨今は秋から冬の湿度が低下していて、乾燥傾向であると言えます。また、寒暖差が7~8度ぐらいになると肌は乾燥を感じます。乾燥すると肌のバリア機能が弱り、さまざまな外的悪玉ファクターが肌にトラブルを引き起こします。また、弱い紫外線でも肌に炎症が起こりやすいということも研究で確認されています。本来なら基底膜の下にあるべき神経が、表皮まで来ている肌感受性の高い方も増えています。毎季節、肌と化粧品の関係を見直すことが大事です。
日常の生活レベルでは、冬の乾燥した肌は紫外線の影響を受けやすい点やこすれなども考慮して、 SPF30より少し余裕を持ってもいいでしょう。単体でなく、紫外線防御効果があるファンデーションなどと足し算してSPF30に持っていけば、OKです。
\肌荒れケアもファンデの密着度も保湿と同時に叶えたいなら…/
KANEBO カネボウ クリーム イン デイ II SPF30・PA+++
独自の擬似胎脂成分を配合。乾燥から防御、さらに肌荒れを防ぐ有効成分や日中に必要な美容成分もプラス。メイク持ちを高める効果も。[医薬部外品]40g ¥9,350(カネボウインターナショナルDiv.)
コロナ禍前と後では考え方が大きく変わりました。例えば在宅勤務と出勤が混在したり、春だけでなく秋の花粉、インフルエンザもあり、マスクが身近になったことでメイクがちょっとルーズになった時にマスクをするという方も。保湿だけのクリームではもう追いつかない、という現状に化粧品会社も対応してきました。今は高圧乳化、リポソーム技術、ナノ化、カプセルの表面に肌にいい成分を付けたりなど処方技術が進化。保湿はもちろんエイジングケアもできる、SPF値が高くてもつけ心地がいい、ファンデーションの仕上がりもくずさない、というデイクリームが増えています。SPF値が高く美容液成分が入っているものなら、美容液を1本やめて、そちらに置き換えてもいいと思うほどです。
本記事は、美ST編集部が取材・編集しました。「美ST」は16年以上にわたり、40代&50代女性の美容とライフスタイルを追求してきた月刊美容誌です。
『美ST』2026年2月号掲載
撮影/辻郷宗平(Bebop) 取材/大山真理子 編集/石原晶子 再構成/Bravoworks,Inc.
※掲載商品は編集部が選んだものであり、専門家が直接すすめるものではありません。ご了承ください。
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