SKINCARE
美白ケアが大事なことはわかっているけれど、実は疑問がいっぱい。どうすれば美白ケアを効果的に失敗なくできるのかが、Q&Aの中から見えてくるはず。「成功への道は正しい情報から」です。
目次
「若い頃から日焼けしてきた紫外線の蓄積や、更年期のホルモン変化、擦ってしまった刺激、炎症、遺伝的な要因などさまざまな理由があります。シミには多くの種類があって、見分けるのが難しい細胞レベルの変化です。いわゆる“ぽつんとできたシミ”は単に色がついているだけではなく良性腫瘍初期のことが多く、悪性腫瘍の一種である場合もあります。シミが特に目立ってきたり増えたりした場合は、皮膚科医に診てもらうことが大切です」(坪内先生・以下敬称略)
「見た目や肌触りで感じるとしたら、乾燥している肌、ざらつきがある肌、ごわついている肌、ファンデーションがのりにくい、などと感じる肌は要注意です。どこでダメージを受けているかは異なりますが、①日焼けすると赤くなるような炎症が起きるか②ターンオーバーが正常か③普段紫外線をちゃんと防御できているか④スキンケア時に摩擦を与えていないか、の4つを考えましょう。それによって炎症を抑える成分配合やターンオーバーを整えるコスメを取り入れたり、お手入れ方法を見直して、コスメを効かせる土台を作ります」(瀬戸さん・以下敬称略)
「くすみの原因は①血行不良による肌の赤みの低下②メラニンの沈着③肌の弾力低下で生ずる凹凸④角層の肥厚による光透過性の低下⑤ツヤの低下⑥肌の黄み化、と複数が混在すると言われています。この中で美白ケアに当てはまるのは②(メラニンケア)と⑥(主に糖化ケア)ですが、血流、ハリや角層ケアなどもポイントになってきます」(次田さん・以下敬称略)
「大きく分ければ、くすみやにごりにはナイアシンアミドやビタミンC、部分的なシミにはコウジ酸やトラネキサム酸、ハイドロキノン誘導体、4MSKが、わかりやすいですね。トラネキサム酸は抗炎症作用もあります」(次田)
「顔の中にはいろいろなシミが混在しています。まず試してみるということでしょう。こっちは効く、こっちは効かない、じゃ何故だろう、とちょっと考えてみる。それが自分の肌を知ることになります」(坪内)、「赤みやひりつきがなく、使い続けられることが、まず第一です。美白有効成分だけでなく他の成分の影響も考えられるため、成分確認をして選ぶといいと思います」(次田)
「現在、化粧品として日本で認可されているものは問題ありませんが、量を使いすぎないように注意が必要です」(坪内)、「基本的に問題ありませんが、美容医療直後の肌が不安定な時は注意してください」(次田)
「残念ながら、細胞自体の活性、血管、免疫の反応低下で時間がかかります」(次田)、「今は歴年齢ではなく、後天的な環境によって作り出される生物学的年齢が重要視されています。老化スピードが速い方は美白コスメに限らず反応は鈍くなりますが、さまざまなアプローチによって生物学的年齢を若くすることは可能です」(坪内)
\私たちが答えました/
坪内利江子先生
銀座スキンクリニック院長。日本医科大学卒業後、同大皮膚科に勤務し、医局長・講師を歴任。ハーバード大学でレーザーの基礎臨床研究を3年間行い、2005年にクリニックを開院。
次田哲也さん
スキンケア・サイエンスコミュニケーター。博士(工学)。30年以上にわたり、大手化粧品メーカーにてコスメや肌計測機器などの研究開発に従事。独立後は講演や取材を通じ、正しい美容知識を啓発する。
瀬戸麻実さん
美容家。外資系の化粧品会社で約10年間BAとして勤め、その後美容専門学校の講師歴約15年。インスタのメイク投稿が大人気。鍛えられた肉体美も誇る。美容職歴20年以上。
取材/大山真理子 編集/石原晶子 再構成/Bravoworks,Inc.
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2026年11月16日(月)23:59まで
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