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【ドクター&美容スタッフが証言!】夏枯れ肌を立て直す「守りのケア」って?

“守りのケア”でどんな時も
ゆるがない私の肌《第2回》

汗をかいたり、一日中冷房の風に吹かれたり、夏の肌環境は過酷。そんな夏を過ごした肌を疲れさせないようにするための秘訣とは?美肌を誇る2人のドクターとナース&エステティシャンに、その対策となるスキンケアと美容施術、心得について詳しく伺いました。

海、山、キャンプへと

紫外線の多い環境下にいた時は……

ヤナガワクリニック院長
梁川厚子先生(48歳) 

愛知医科大学医学部卒業。患者さんとのコミュニケーションを大切にした丁寧なカウンセリングからひとりひとりに合った治療を行う。的確で冷静な分析と治療が大きな信頼を集めている。

早急に日焼け後の炎症を
抑えることが重要課題

秋口は最も肌がゆらぎやすい時期でもあり、特に美ST世代はホルモンバランスの乱れの影響も加わって、乾燥などが一層深刻になりがちです。日焼け直後のケアは、それ次第で秋以降の肌状態が決まる、と言えるほど重要。日焼けは火傷と同じなのでまずは冷やすこと。それでもヒリヒリが治まらなければマスクで保湿をしてください。日焼け後のスキンケアは、抗炎症成分のトラネキサム酸などで炎症や赤みを鎮め、低刺激で肌に必要な成分を即時に入れることが大切です。また、クリニックで真皮のコラーゲン産生を助けるECM製剤の導入も有効です。まだまだ皮脂分泌の多い季節、酵素洗顔できちんと汚れを取り、角質の乱れを整えることも健やかな肌のために重要です。
日焼け後の萎み肌に有効な治療は…

真皮のコラーゲン産生を助けるECM製剤の導入は肌の土台を整えます。数種類のアミノ酸や分子量の違うヒアルロン酸を入れることで肌が再生。日頃から肌の土台を整えておくことで施術効果も高まり肌もゆらぎにくくなります。

ヤナガワクリニック
大阪府大阪市中央区南船場3-5-28富士ビル6F
☎06-6809-3368
梁川厚子先生から
エステティシャン勝田さんへ
バトンタッチ

まずは肌をデータ化して
客観的に分析すること。
今、自分の肌に
必要な治療が

的確にわかります!

医療エステティシャン
勝田三恵さん(39歳) 

13年のキャリアを持つ。マイナスポイントをポジティブに変えて笑顔を取り戻すため、患者さんの悩みを客観視するための写真撮影からカウンセリング、医療エステまで、ドクターの片腕として活躍。
マスク生活と夏の疲れから、乾燥原因の炎症と肌荒れに悩む患者さんが多いです。自分に合っているのか自信がない、と相談されることも多いので、各々の肌に必要なコスメや施術のアドバイスをしています。まずは画像からご自身の肌状態を客観視していただくため3Dカメラなどでいろいろな角度からの画像を撮影し、その上で必要な治療やコスメをご提案。あらゆる角度からのデータ分析とケアが美肌への近道だと思います。

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インドア編

オフィスと外の寒暖差、
空調による乾燥

にさらされた時は……

麗ビューティー皮フ科クリニック院長
居原田 麗先生(42歳) 

国立滋賀医科大学卒業。闘病中ながらもおしゃれと美容は忘れない、ポジティブな姿勢に共感と応援が集中。SNSでの自身が体験した最新美容情報についての発信も人気を集めている。

乾燥しやすい秋口の肌には
内側までしっかり潤いを

汗をかいた状態で冷房の効いた部屋へ入ると、汗が蒸散して乾燥、さらに長時間冷房の風に当たっていると肌の乾燥は進みます。夏は紫外線ダメージでバリア機能が破壊されやすく、シワや毛穴の目立ち、ニキビなど肌トラブルも起こりやすい。自覚のない肌乾燥でインナードライに陥ることも。秋口は疲れが残り、スキンケアも疎かになりがちですが、肌が求めているものを補うこと、特に深部保湿は重要です。水分をたくさん蓄えられる成分、浸透型セラミドやペプチドなどのキー成分を覚えておいて、コスメを選ぶことが大切。その上でビタミンC、抗炎症成分であるトラネキサム酸のイオン導入などで日焼け後の炎症を抑えたり、乾燥による炎症を鎮静化することも有効です。
気づかぬうちに進行重度乾燥対策には…

イオン導入や肌に塗布するだけでは浸透しない高分子の美容成分を肌の奥まで浸透させるにはメソポレーションが有効。乾燥対策にはビタミンCやトラネキサム酸、ヒアルロン酸などがおすすめ。

麗ビューティー皮フ科クリニック
滋賀県草津市西大路町4-32
クサツエストピアホテル1F
☎077-569-5509 10:00〜19:00(完全予約制)
居原田 麗先生から
ナース冨田さんへ
バトンタッチ

隙のないUVケアで
美肌の最大の敵、
無意識日焼けを
シャットアウト!

看護師
冨田麻美さん(37歳) 

美容ナースキャリア12年、ナースとしては17年の経験を持つ。美意識の高い患者さんの肌悩みに丁寧に答えながら施術やスキンケアのアドバイザリングを行う。きめ細やかな美肌の持ち主。
患者さんへの施術をしていて感じるのは無意識の日焼けをしている方が多いということ。外出は少ないしUVケアは完璧、とおっしゃる方でも画像診断すると多少なりとも日焼けしているのです。家の中でも紫外線の影響はあるし、朝塗ったUVケアコスメも汗で取れてしまうので、うっかり自覚していない日焼けをしているんですね。肌トラブルが起こったら時間も費用もかかるので、予防の意味でもUVケア&美白美容液をおすすめします。

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お問合わせ先/持田ヘルスケア
Tel:0120-01-5050
(9:00〜17:40 土・日・祝日・会社設定休日を除く)
https://www.collage.ne.jp/

撮影/大瀬智和 ヘア・メーク/Sai、神谷真帆(ROI) 取材/森島千鶴子 デザイン/小松彩乃

FEATURE

MAGAZINE

一生元気に!自愛ビューティ

【ドクター&美容スタッフが証言!】夏枯れ肌を立て直す「守りのケア」って?

2024年11月号

2024年9月17日発売

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