「美白美容液の絶対王者」など【買って損しない国宝級コスメ】BEST6

時を経てますます鮮やかな光を放つ進化する各ブランドのロングセラー商品。時代とともに進化をしつつ私たちの肌に寄り添ってくれているまさに国宝級のコスメです。40代50代の大人の肌に応えてくれる間違いのない美容液を6品厳選しました。

A：〝これを使えば常に最先端〟を肌で感じられる美容液の代名詞
医療技術だった「リポソーム」を世界で初めて化粧品に応用。近年話題の幹細胞研究も20年以上前に着手し、2008年には早くも、肌の幹細胞修復へアプローチ。世界有数の大学や研究所との共同開発を重ね、リニューアルのたびに最先端の技術を搭載。

発酵ロンゴザエキスを包んだ次世代リポソームを採用。表皮細胞の接着力を強化。カプチュール トータル ル セラム 30ml ￥15,950（パルファン・クリスチャン・ディオール）

B：睡眠時間を美容タイムに変える〝時短美容〟の先駆け
「肌は夜にリペアされる」という斬新なコンセプトで1982年に米国で誕生、1984年に日本上陸して美容液ブームを巻き起こす。1991年発売の2代目からは朝・夜両用へ。2009年の3代目で細胞の修復など生体リズムに関わる「時計遺伝子」に着目。母娘3世代での愛用者も。

エピジェネティクス科学に着想を得て、2020 年に5代目が登場。素早くケアし、ハリ・弾力に満ちた肌へ。アドバンス ナイト リペア SMR コンプレックス 50ml ￥16,170（エスティ ローダー）

C：肌の悩みに先回りして守りぬき、未来の美を拓く
「肌本来の美しさを引き出す」という独自の理論に基づいて生まれた全方位型の美容液。2018年の2代目では、肌のバリア機能を司るランゲルハンス細胞の活性化と産生促進に着目。2021年に、隅々まで緻密に美をめぐらせる先進技術を搭載した3代目へ。

独自のイミューンジェネレーション RED テクノロジー™を搭載し、美のめぐりを整え、ゆらぎに負けない肌に。アルティミューンTM パワライジング コンセントレート Ⅲ 30ml ￥8,800（SHISEIDO）

D：「美肌菌」「マイクロバイオーム」そして「プレ美容液」を知らしめた
マイクロバイオームと美肌の関係を探究する研究から2種の発酵エキスを配合。2019年の2代目では、7種のプレバイオティクス＆プロバイオティクス由来成分を配合して強化。洗顔後すぐに使う日本処方も大人気の理由。

7種のプレバイオティクスとプロバイオティクス由来成分で、加齢や外部刺激に屈しない健やかな美肌に。ジェニフィック アドバンスト Ｎ 30ml ￥11,990（ランコム）

E：速さと手応えで美白美容液トップの絶対王者
皮膚科医と開発した「m-トラネキサム酸」を含む美白美容液として誕生。約50人の研究員が26年間開発した独自美白有効成分「4MSK」を配合した2代目が2007年に、そして2011年の4代目でW配合に。8度の進化を遂げながら、ずっと美白美容液市場をリードしている。

シミの根源まで美白有効成分を素早くしっかりと届ける導入保湿成分を新配合。メラノフォーカスEV［医薬部外品］45g ￥11,000〈編集部調べ〉（資生堂）

F：洗顔直後につける不動の4番。今、世界的に売れ続ける大ヒットコスメ
必要な場所へ必要な成分を届ける「多重層リポソーム」を化粧品に応用すべく1984年から研究。比類ない潤いの充実感で29年間処方を変えることなく、ブランド売上No.1を守る。2021年に美容成分を贅沢に抱えた超微細な「多重層バイオリポソーム」へ進化。

1滴に約1兆個の「多重層バイオリポソーム」が潤いや美容成分を深く届け、表皮のラメラ構造も修復。リポソーム アドバンスト リペアセラム 50ml ￥12,100（コスメデコルテ）

2023年『美ST』10月号掲載
撮影／藤本憲一郎（A.K.A.）　プロップスタイリスト／坂下シホ　取材／奥原京子　編集／石原晶子