SKINCARE
危険レベルの暑さと紫外線に肌が晒される夏を経て、心身ともに肌疲れもピークに達しています。ダメージを受けた〝夏枯れ肌〟を止めるためにも知っておきたい、夏が過ぎた後の肌のことを銀座ケイスキンクリニック院長の慶田朋子先生に伺いました。
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1:紫外線の弊害
▶︎ シミ、くすみ 小ジワ、イボの原因に
酸化ストレスを契機に表皮ではメラニンが作られ、真皮ではコラーゲン分解とエラスチンの変性が。メラニンが増えるのは一種の防御反応ですが、蓄積すると色ムラ、くすみに。皮脂の酸化による角層の炎症でバリア障害も。
2:近赤外線の弊害
▶︎たるみの原因に
紫外線よりも波長が長い近赤外線は、肌の深部、脂肪や筋膜から筋組織にまで届きます。太陽を無制限に慢性的に浴びると、そのダメージでコラーゲンの分解と変性が進んで構造がゆるみ、たるみ、ほうれい線などの肌老化に。
3:無意識乾燥
▶︎ すべてのトラブルの原因に
日焼けやエアコンの影響で夏は乾燥リスクが高いのです。しかし外気湿度が高く、角層の水分量が下がって乾燥しても気づかないため、「無意識乾燥」になり、さまざまなトラブルの元凶である乾燥を放置した状態に。
1〜2の弊害から肌を守ろうと肌の角層は厚くなるのですが、急にできた角層はバリア機能も保湿能力も弱いため、水分量が少なくゴワつきがち。そこに3の無意識乾燥が重なると、ターンオーバーが乱れてバリア機能が低下し、結果的に細胞間脂質の機能も衰えることに。夏前の状態に戻すスキンケアが必要です。
STEP1:まずは【角層ケア】
正しいクレンジングと保湿による角層ケアからスタート。肌の汚れを優しくオフした後のたっぷり保湿で、その後のケアの土台作りを。
STEP2:次に弾みをつける【代謝ケア】
乱れたターンオーバーを整えて有効成分を入れるのが次のステップ。夏枯れ肌に活力を蘇らせて乾燥やシミ、くすみ、小ジワを解消!
STEP3:夏前以上の肌になる【最強総合力スキンケア】
土台が整ったら、先端知見搭載の最新コスメを。総合エイジングケアと得意技を兼ね備えたコスメで肌投資し、一気にブライトアップ肌へ。
遺伝的な素因により日本人の日焼けタイプは主に3種。
タイプⅠ:日焼け後に肌がピリピリし、実は光老化のリスクも大きく「黒くならないから」と油断は禁物。
タイプⅡ:日本人に最も多く、赤みが出てから褐色になる。
タイプⅢ:黒くなることで細胞が守られ、シミやシワなどの光老化の影響は少なめ。
どのタイプもUV対策をし、日焼け直後は赤みをまず鎮静させてから、段階に沿って基本の立て直しスキンケアを。(イラスト参考/ iniks美肌研究所)
教えてくれたのは……銀座ケイスキンクリニック院長 慶田朋子先生
2023年『美ST』11月号掲載
イラスト/miya 取材/森島千鶴子 編集/石原晶子 メインカット/PIXTA
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