SKINCARE
スキンケアラインの中では使用率が低く存在感薄めな〝乳液〟。地味アイテムと思われがちですが、その機能は美容液やクリームに匹敵するほど。エイジングや揺らぎに悩む美ST世代にこそ使ってほしい。美肌に欠かせない乳液によるケアを見直してみませんか。
化粧水の後に油分を含む乳液を使用すると、水分の蒸発を防いで潤いが保てるのでお肌のバリア機能が向上、さらに硬くなった角層を柔らかくしてお肌のキメも整います。乳液は、保湿成分(水溶性保湿成分)とエモリエント成分(油溶性保湿成分)をバランスよく配合しており、両方の働きを兼ね備えたアイテム。特にニキビ肌の方には、毛穴を詰まらせるリスクのある油性成分を多く含んでいるクリームよりも乳液の使用をお勧めします。化粧水、乳液、クリームを重ねて使用することで効果的に角質水分量を高めることができます。また、通常のスキンケアで乳液を使用している方のお肌は、しっとりしていて柔らかく、透明感があると感じますし、しっかり保湿されていることで、バリア機能が維持されるので、季節の変わり目などに起こりやすいお肌のトラブルも少ない印象です。
獨協医科大学医学部卒業後、順天堂大学医学部附属順天堂医院で研修を経て、’13年より同大学浦安病院皮膚科准教授。皮膚科専門医、美容皮膚科、レーザー指導専門医。
「水分」「油分」「天然保湿因子(NMF)」は肌の潤いを保つ3大要素ともいわれ、ひとつでも過不足があると角層を健やかに保つことはできず、大事なのはそのバランス。汚れとともに肌自体がもっている潤いの一部も失われる洗顔後の肌は、潤い保持機能が不完全になります。だからこそアルビオンは洗顔後の肌に3大要素を補給するべく、美しい肌の潤いバランスをお手本にした乳液を開発しました。化粧水の後に蓋をする一般的な乳液とは目的が異なり、洗顔後すぐ使うのはそのためです。ムラなく隅々まで届けるにはコットン使いがお勧めです。200g ¥13,200(アルビオン)
乳液によって化粧水の潤いや美容成分を肌深くまで引き込むことができます。というのも肌角層内にあるバリア機能の要、細胞間脂質は、主に油溶性のセラミドやコレステロールで構成されており、油を基材として含む乳液は角層と相性がよく、その肌馴染みのよさにより美容成分の浸透を助けてくれます。さらに乳液にはこの細胞間脂質を整える働きもあります。乳液は化粧水の美容成分をじっくりしみ込ませる〝落とし蓋〟のような存在です。乳液のワンステップを入れることによって、透明感とハリの両立した「つや玉」輝く肌が完成します。<医薬部外品>130ml ¥4,290(エリクシール)
ドモホルンリンクルのクリームは、水分・成分をしっかり閉じ込める〝蓋〟の役割ではなく、大人の肌に必要な成分を凝縮して深く届けることに特化しています。そのため、クリームの成分も含めて閉じ込める役割を担うのが「保護乳液」です。最後に使う理由は、その潤いがベールとなってバリア機能を強化し、外部刺激から文字通り肌を「護る」ことに加え、余分な皮脂を吸着する皮脂吸着パウダーによって、化粧崩れしにくいなめらかな肌へ仕上げるためです。隙ないバリアを作るため、こすらずに手のひら全体を使って押さえ込むように馴染ませて使用します。100ml ¥5,500(再春館製薬所)
2023年『美ST』6月号掲載
撮影/KENT CHAN<静物> 取材/森島千鶴子 編集/小澤博子 写真/PIXTA
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