SKINCARE

自己流ケアに注意!老けて見える「目の下のボコ」対策〇✕

クマのように影を落として老け見えしてしまう原因となる、目の下のたるみと脂肪。そんな目の下の『ボコ』が気になるからって、自己流のケアには注意が必要です。「直接刺激しない」「血行をよくする」「目の疲れを取る」ことを心がけて正しいケアを始めましょう!セルフケアの7つの疑問に、ドクターが答えてくれました。

①コロコロ美顔器で引き締める…✕

▶︎▶︎直接刺激する美顔器は目元の皮膚には強すぎます

ながら美容もできて手軽なコロコロ美顔器。でも注意して!目のまわりの皮膚は特に薄いので、コロコロするのは刺激が強すぎます。皮膚がのびて、たるみの原因になることも。

②コンタクトレンズをなるべくつけない…〇

▶︎▶︎引っ張りすぎは要注意!回数を減らすことを考えて

コンタクトを入れるときに、皮膚を引っ張りすぎたり、擦ったりしないように気をつけましょう。特にハードコンタクトは外す際に目を引っ張るため、たるみや眼瞼下垂の原因になり得ます。

③プラセンタ注射を打つ…✕

▶︎▶︎美肌効果には〇ですが『ボコ』には効かない!

プラセンタ(胎盤エキス)は注射することにより肌のハリやツヤが増し、メークのりがよくなるなど、美肌効果やエイジングには期待できますが、『ボコ』予防にはならないと思います。

④美容鍼に通う…〇

▶︎▶︎筋肉にアプローチできるから効果あり!

鍼で表面の皮膚だけでなく、筋肉にも刺激を与えることで、全身の血行を促進し、筋肉の緊張も緩めます。目の疲れやたるみはもちろん、顔のコリ、自律神経まで整えてくれます。

悩みに合わせたハイレベルな施術で体の不調を改善できると、女優やモデルが足繫く通う。東京都中央区銀座1-6-15 銀座一丁目ビル3F ☎03-5524-0589 営業時間9:00〜21:00 無休

女性の不調に特化した高い技術が定評。東京都渋谷区恵比寿1-22-8 ヤマベビル4F ☎03-6450-4959 営業時間 平日11:00〜22:00、土 11:00〜20:30、日・祝 11:00〜19:30 不定休

⑤肌を引き上げながらスキンケア…✕

▶︎▶︎引っ張る刺激が逆にたるみを進行させることに

手を使って、一時的に持ち上げても予防効果がないうえ、力を入れての引き上げスキンケアを繰り返してしまうと、たるみやシワの原因になることもあるので気をつけて。

⑥目にいいお茶やサプリを飲む…〇

▶︎▶︎「目の疲れ」も目元のたるみに直結します

美容と健康のスーパーフードとして知られるクコの実は中国では漢方薬としても。抗酸化作用や眼精疲労回復効果もあり。美肌にも◎なクコの実入りのお茶で手軽に摂取してみて。

眼精疲労など、加齢にともなう目の悩みを改善してくれるサプリ。目の負担を軽減し、若々しく健康的な目元キープに効果的。ミラグロAG ¥12,960(リジュベネーション)

⑦冷却ジェルシートで目元を冷やす…〇

▶︎▶︎目元の血行を促進することで筋肉の衰えを防ぎます

冷やすことにより、目元の血行がよくなり、目の疲れと腫れぼったさが軽減。むくみケアにもなります。ただし冷やしすぎるのは逆効果なのでほどほどに。ホットタオルなどで温めても血行がよくなるので◎。

「目の下のボコ」って何?ドクターに伺いました!

「目の下のボコ」というのは、眼球のまわりにある眼窩脂肪が、加齢による肌の弾力や筋力の低下、骨萎縮の影響で表面に盛り上がりとして出てくるために起こります。そのため対策としては肌ダメージを減らす、目のまわりの筋肉の緊張により血流が悪くなると筋肉の衰えが加速するため、血行をよくするしっかりタンパク質やカルシウムを取る、などがあげられます。肌ダメージは加齢だけではなく紫外線も影響しています。目をこすりすぎたり、クレンジング・洗顔でゴシゴシ刺激したり、不十分な日焼け対策、睡眠不足、ストレスなどがたるみの原因につながります。

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2021年『美ST』12月号掲載
撮影/杉本大希、岡本卓大 ヘア・メーク/七浦彩香 スタイリスト/三島和也(Tatanca) 取材/関根実凡 編集/長谷川 智

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