乾燥する大陸性気候の韓国で、【美容賢者6人が勧める保湿クリーム】なら間違いなし！《韓国ビューティ》

大陸性気候のため、湿度がとても低く乾燥しているうえに、屋外と屋内、朝と晩の気温の差が大きく、肌への負担が大きい韓国。だから、肌の奥深くに水分と栄養を与え、肌の中からしっとり感が満ちる肌を作るモイスチャライザーはクリーム以外に考えられません。

ソウル在住の化粧品ブランドマネージャー、キム・ミスさんは「乾燥肌の場合、肌の内外ともに乾燥するため、シワへの機能性や高栄養タイプを好む傾向が韓国では強く、デイリースキンケアにおいてエッセンスやセラムをスキップする人はいても、水分クリームや栄養クリームを使わない人は韓国で探すのは難しいのです。肌の内外のバランスが壊れ、トラブルを起こしやすくなるのをクリームという剤形が肌の表面に、長時間栄養を供給してくれる保護膜の役割を作ってくれます。だったらオイルのほうが保護膜を形成するのにいいのでは？ という声もありますが、クリームのほうが水分と栄養成分を効果的に含んでいるため、オイルを使うとしてもクリームと一緒に使用することをお勧めします」と言います。

切実に必要なクリームを韓国の美容賢者が保湿力、吸収力、水分持続力、香りと塗りやすさなどによる購買意向を細かくテストしました。結果、１位に輝いたのは、【アロマティカ】。ビーガン化粧品であり「Zero waste」を求めるブランドで、これから認知度が上がっていく化粧品と言われています。

オ・ユニさん（メークアップアーティスト）
「新鮮なバラの香りが素敵です。薄めのテクスチャーで肌にしっとりと染み込み、テカらない程度の油分が肌の乾燥をケア。敏感な混合肌なのでクリームを乾燥した部分に重ね塗りして、冬はクリームをパック使いしていました」

ソン・ボミさん（K-QUEEN8期）
「しっとりと塗れて、張りのある肌へと導くクリーム。乾燥してくすんでいた肌のコンディションを高めて、生き生きとした弾力のある肌に仕上がります」

ソン・ジョンウンさん（「Woman Sense」美容エディター）
「乾燥で肌が敏感になった時、鎮静と水分ケアを同時にできるSOSクリーム。洗顔後つっぱり感がひどい乾燥肌なので、テカらない水分クリームが好き。荒れた肌のキメを滑らかにし、しっとりと仕上げてくれます」

パク・イファさん（メークアップアーティスト）
「ひどい乾燥によって角質と小ジワが増えます。これはシリコンフリー製品ですが、塗り心地がよく、仕上がりは滑らかです。使用後にメークアップの崩れ、乾燥感がなく肌が健やかに感じます」

クォン・ヨンウンさん（ヘアアーティスト）
「肌に塗ると薄いバームを塗ったように油分膜ができて、乾燥から肌を保護するのにぴったりです」

キム・ボベさん（K-QUEEN8期）
「チューブタイプで持ち歩いて使用するのに便利。敏感な肌にも刺激なくしっとりとして、吸収がいいため、乾燥がひどい時は数回重ね塗りするとよいと思います」

チョ・エギョンさん（WEクリニック院長）
「使用感が軽いのに、使用後しっとりとしたツヤとともに翌日まで乾燥感がなく、健やかな肌を維持できます」

【アロマティカ】
「HOUSE OF AROMATICA」ソウル特別市江南区烏山大路62、2F。地下鉄3号線・新沙駅8番出口から徒歩15分。

【タンバリンズ】
「TAMBURINS フラッグシップストア」ソウル特別市江南区狎鴎亭路44。地下鉄3号線・新沙駅8番出口から徒歩10分。

【ベージック】
「CHICOR江南駅店」ソウル特別市瑞草区江南大路441。地下鉄2号線・江南駅10番出口から徒歩10分。

【ドクタージャルト】
「Dr.Jart+ Filter Space in Seoul」ソウル特別市江南区島山大路11キル46。地下鉄3号線・新沙駅8番出口から徒歩10分。

【クオカ】
「ギャラリア百貨店 名品館WEST」ソウル特別市江南区狎鴎亭路343、5F。地下鉄水仁・盆唐線・狎鴎亭ロデオ駅7番出口直結。

30年の歴史を持つ韓国の女性月刊誌。20～50代の幅広い読者層を持ち、韓国のヘアサロン、エステサロン、病院のどこの待合室に必ずあると言われる存在。
〈エディター：ソン・ジョンウン　写真：パク・チュンヨル〉
©WOMAN SENSE, ALL RIGHTS RESERVED.

翻訳／ETSUKO UEHARA　韓国取材／東山サリー　編集／石原晶子　
※美ST2021年4月号掲載記事に加筆。