ドクター＆美容ナースが回答！【春の敏感肌に】肌体力を上げるケア法は？

外科手術やダウンタイムのある施術の前後は、新たなコスメを取り入れず、いつもと同じものを使ってケアすることが基本。ただし、日頃から強めな成分の攻めコスメを使っている人は一旦優しいものに切り替えることも必要です。極力刺激を避けて肌あれを起こさないようマイルドなコスメを使って肌を安定させるケアをしてください。例えば肌あれ防止効果があるトラネキサム酸配合コスメなど、濃度や浸透性、安定性が肝心なので、肌に優しい成分のエビデンスのあるものがお勧めです。肌トラブルは一定サイクルで繰り返すので、肌不調時期に備えてコスメを替える予防的ケアも有効。自分に合ったコスメ、さらに季節や時期に合ったコスメを賢く使い分けていくことが大事です。

皮膚科、美容皮膚科、美容外科、形成外科とオールマイティな対応が可能。なかでも全体の半数以上を占めるという外科手術は雑賀院長の得意分野。手術と肌治療のトータルバランスでその人を美しくするのがモットー。

肌が不調な時には根本から元気に立て直す浸透型セラミド配合コスメでのケアが有効です。コスメは成分だけでなく、いかに浸透させるかが重要なので、より長時間潤いが持続する浸透型が万全。また、肌あれ防止効果があるトラネキサム酸も有効な成分です。肌が傷んでいる時に美容施術はNGなので、まずは肌を元気な状態にリセットすることが第一、無理して施術するとダウンタイムが長引いたり、マイナス効果になってしまうことも。美肌を完成させるためにはステップが必要なので一気にマイナスからプラスへは飛べません。施術後は、的確なスキンケアで良い肌サイクルに整えると効果がより長く持続します。体の健康を整えて内面からの美しさを目指すことも大事です。

オペや施術の前には肌悩みなど様々な会話を通じて患者さんとコミュニケーションを。美肌の基本は健康であることと考え、治療だけでなく、食生活や運動、生活習慣を整えることの大切さや内側からの美しさも重要視。