SKINCARE
化粧品は、ライフスタイル、環境の変化、美しさの価値観などさまざまな理由で生まれてきます。もちろん「売れる」ことは重要ですが、作っている時に当事者はそんなことをあまり考えておらず、ただ「女性の肌を美しく見せるのに役立つ製品」を作ろうと思っている――それが28年間、化粧品を見続けてきた私、編集Ⅰが化粧品を愛する理由です。この10年間の目覚ましい進化のトピックを交えて、番外編をお届けします。
1965年の誕生時からローズの力を取り入れてきたアプソリュ。繊細で薄い皮膚を持つ目元には刺激が少なく効果が出るローズ成分を使用。ローズ冷却蒸留液はダマスクローズから、ローズネクターはセンチフォリアローズから抽出。さらにリンシード(亜麻仁抽出エキス)を高濃度配合し、線維芽細胞を強化。アプソリュ アイ コンセントレート 15 ㎖ ¥19,000(ランコム)2019年3月1日発売。
アプリケーター付き、ニードルアイマスク、美容家電までアイケア製品が目立つのは、それだけスマホやパソコンによる目の酷使が問題だということ。過去、アイケアが続かなかった私が最近使い切ったのが、ランコム「アプソリュ アイ コンセントレート」。しょぼしょぼ目元がふっくらして久々に晴れ晴れとしました。美ST世代にとってアイケアで重要なのはスピードです。若い頃とは違ってクマもたるみと合体するとかなり厄介だし、微細であっても炎症を放っておくとそれが恒常化してしまいます。早く回復するぶん早く再生できることを忘れないで。この美容液には、ローズ冷却蒸留液とローズネクターが配合。ローズ冷却蒸留液は、鎮静、修復、抗炎症の他に肌再生のスピードを速めてくれます。そこにローズネクターによって抗炎症、肌再生の相乗効果まで。
さらに、スマホ時代のアイケアは範囲を広く考えるべきだと思っています。この美容液は眉間のシワや額のシワがマイナス約40%というテスト結果が出ているのが素晴らしい!
\使い切ってます/
機能的なアイケアコスメもいいけれど、このバラの香りとピンクゴールドのキラキラしたテクスチャーが、疲れを癒してくれるのも続いた理由。朝晩、小パール粒大使用で目元だけだと1カ月半。眉間や額まで塗ると1カ月くらいでなくなります。
2019年『美ST』10月号掲載
撮影/河野 望 編集・文/石原晶子
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