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デビュー45周年を記念して始めたインスタグラムの投稿写真が「めちゃくちゃ綺麗!」と話題になった香坂みゆきさん。「アプリの力ですから」と笑いますが、還暦を前に事務所を独立し、約30年ぶりに音楽活動を再開。プライベートではシングルになり、今まさに新たな人生を歩き始め、幸せオーラ全開です。今回は香坂みゆきさんから美しき40代へのメッセージをインタビューを通してお伺いしました。
「昔から45Rの服が大好き。誕生日に息子たちがプレゼントしてくれることもあるんです」。今日のシャツとデニムも45R。普段からカジュアル中心で、ボーイッシュなスタイルがよく似合う香坂みゆきさん。還暦を目指して始めたライブも定期的に開催。
《Profile》
’63年神奈川県生まれ。3歳でモデルを始め、’75年フジテレビ系「欽ちゃんのドンとやってみよう!」のマスコットガールとして人気者に。’77年にシングル「愛の芽ばえ」で歌手デビュー後、俳優、タレントとして幅広く活躍。現在はテレビ東京「なないろ日和!」レギュラーMC、ラジオ日本「加藤裕介の横浜ポップJ」木曜パーソナリティ担当。新曲「黄昏とせつなさと」「風にまかせて」がデジタル配信中。
還暦を迎えた昨年春、約30年ぶりにライブ「SWEET 60TH ANNIVERSARY LIVE」を東京・目黒のブルース・アレイ・ジャパンでやりました。1月半ばにチケット販売をスタートしたら、なんと即日完売。キャンセル待ちをしている方もいると聞き、ぎゃー、もう嬉しすぎまして、翌月に追加公演を決めたら、またまた即日完売。ありがたくて嬉しくて。ライブ当日はものすごく緊張して、ずっとお水を飲んでいましたが、すごく楽しかった。ママ友やお習字教室の仲間、MCを務めている情報番組「なないろ日和!」のスタッフもチケットを自ら購入してくれました。さらに長年の応援団の方々が私が楽しそうに歌っている姿を見て、「涙が出るほど嬉しかった。僕たちも昔に気持ちが戻った」と言ってくださり、忘れられない日となりました。ライブをするようになってから、ドレスに目が行くんです。でも着たとしても2回程度。高価なものを買うのはもったいないでしょ。せこいですけれど(笑)。12月にゲストとしてディナーショーに出させてもらったときは、ファストファッションのZARAでセレクト。綺麗で高見えするドレス探しが楽しみになっています。
3年前から週1で、パーソナルトレーナーについて筋トレをしています。「なないろ日和!」に、“人生は筋肉だ”で有名な筋トレジム・心身健康倶楽部代表の枝光聖人先生をゲストでお呼びしたとき、偶然にも私の自宅近くに支店を出されると聞き、「行きます!」と即答して通い始めました。カッコいいジムだと気後れして、周囲に「すみません」と言いながらやるのって嫌でしょ?でもここは、“中高年専門ジム”と掲げているので、「ムリムリ」とギャーギャー言いながらやっても恥ずかしくなくて、楽しく筋トレしています。
昔から運動とは縁遠く、まったくやっていません。歩くのも性に合わず、どこに行くのも車。就寝前にスマホを見ると、歩数160歩という日もあって、ずっとまずいと思っていました。ここ数年は身長160cm、体重は52~53kgを行ったり来たりで、太ってはいないですが、背中が丸くなり、肩甲骨もわからないような後ろ姿でした。でも、2年はかかりましたが、背中の肉が取れて見た目もスッキリ。ライブで背中が開いたドレスを着られるようにまでなりました。年1で受けている人間ドックで要注意だったコレステロール値も下がりました。私たちの年齢ではすぐには結果は出ないけど、徐々に改善するのが楽しくて、運動は続けようと思っています。
食事は何も制限してません。スニッカーズを見たら、「おいしそう」って食べるし。ただ、ほぼ3食家ご飯で、外食はしません。健康食ではないですが、乾物や根菜が好きで、蓮根とさつまいもを炒めて黒酢を回しかけたり、豆アジの南蛮漬けとか、息子2人には「爺さん婆さん食事」と呼ばれています。料理は、祖母と母の料理を見よう見まね。必要なときは電話して聞いて覚えて、誰にも習ったことはありません。今はもう2人ともいないので、自分でパパッと作る簡単ご飯です。祖母のは、椎茸の煮物でご飯を3杯食べられるっていう料理。母は何でも作る人で、学生時代はずっとお弁当を持たせてくれました。私もボーイズのお弁当を15年間作り続け、今も時折自分の分を作って現場に持って行きます。
バイタミックスで作ったスムージーがマイブーム。ハワイで大人気のスムージー店のメニューを写メして参考にしています。
レギュラー番組もプチライブのときもセルフメイクです。大のお気に入りのブリリアージュのメイクアップベースで整えてから、ブリリアージュのクッションファンデを。スーパーで買える韓国のティルティル マスク フィット レッドクッションも使いますが、これもいいです。粉はつけません。目元はジャケ買いしたメイクアップフォーエバーのHDスキン スカルプティングパレットかスナイデルのフェイススタイリスト02のどちらかでベージュ系に描き、UZUのアイライナーを引いてから、デジャヴュ ラッシュ ノックアウト エクストラボリュームEのマスカラで仕上げます。これ、お湯洗いで落とせるから便利で、長年使っています。リップは若い頃からボビイブラウンの04。
さらに場面によってファシオを重ねます。「なな色日和!」の日は01、優しい感じにしたいときは 02、シャキッとしたいときは04。メイク後、時間が経つと目の周りの小ジワが目立つので、息子がプレゼントしてくれたアメリカ製のスポンジを常にポケットに忍ばせ、ちょんちょんと馴染ませるとなめらかに。
番組のゲストによく来てくださる加藤タキさんのお肌が艶々で、毎朝蒸しタオルパックをされると聞き、真似するようになりました。お湯をかけたハンドタオルを絞って顔に当てると気持ちよくて、目の疲れも取れます。お湯はどこでも沸かせるし、ホテルには必ずタオルがあるので、どこに行こうと欠かさずやっています。朝はそれから OSAJIのセンシティブ スキン ローションと乳液をつけます。エステは若い頃にお試しした程度で、ほぼ行ったことがありません。一時期、シミをレーザーで取っていたのですが、あまりにもありすぎて、右やると左が気になって、イタチごっこ。きりがないので諦めました。
今はアプリもあるでしょ。友達に不意に撮られると、「ビューティープラスに1回通して」と言って、直してもらってからSNSに投稿します。あとはブリリアージュのコンシーラーと友達です。白髪も多いですよ。普通のヘアカラーだと生え際が目立つので、まだら模様にいろんな色のハイライトを入れ、白髪もその1つに紛れさせています。両親とも白髪だったので放っておくと真っ白になるけど、グレイヘアにする勇気はまだないですね。ヘアケアはモロッカンオイル ハイドレーティングのシャンプー&コンディショナーを。美容院は月1で。ショートなので伸びると気になり、髪を手で持ってカミソリでしゅしゅしゅしゅって切るので美容師さんに怒られます(笑)。
ブリリアージュのメイクアップベースは何本リピートしたかわからないほど必需品。チョソンア H セラム スティック ハニープロテインは乾燥している箇所にメイク上からオン。
OSAJIのローソープ Mukuは半熟卵みたいな柔らかさで、もっちりしっかりした硬い泡が立つのがお気に入り。メイクさんにいただいて以来、自分でも購入するようになりました。
もともとは20歳の誕生日に母からもらったパールのネックレス。少し短くリメイクして、外した2粒をピアスに。ネックレスのクラスプもプラグ式のシンプルなものに替えました。
息子たちは26歳と21歳でもう立派な大人。あえてふたりがまだ可愛かった頃の写真を財布に入れて持ち歩き、「この頃は可愛かったなあ」と振り返るのが楽しみのひとつに。
2024年『美ST』4月号掲載
撮影/彦坂栄治(まきうらオフィス) 取材・文/安田真里 編集/和田紀子
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