SKINCARE
日焼け止めや美白コスメは年々過酷になる夏以上のスピードで進化しています。昨年までのUVケアや美白の常識が今日の非常識になることも。きちんとアップデートして、夏を乗り切りましょう!

日焼け止めは6月から、美白ケアは夏の終わりから、という概念もなくなり、朝も夜も、そして24時間365日の時代に。コスメで外側から、飲む日焼け止め、飲む美白で内側から、と全方位からの美白が普通に。
表皮細胞を強くすることでメラニンの生成抑制や排出促進する。新規美白有効成分「PCEDP」は10年ぶりの新承認。ホワイトショット LX[ 医薬部外品] 150㎖ ¥11,000(ポーラ)

日中は肌を紫外線から保護し、美白は夜に行うという習慣はもう終わり。ファンデーションでありながらシミもケアできる製品が生まれ、美白の可能性が広がりました。スキンケアとメーク市場双方に大きなインパクトを。
HAKUの美容液にも採用している美白有効成分を配合。薬用 美白美容液ファンデSPF30・PA+++ 全4色[医薬部外品]30g¥4,800〈編集部調べ〉(資生堂)
保湿はもちろん、ハリやたるみまで。使っているうちに肌がトータルで底上げされる美白コスメが増えました。美白+〇〇というように、多様な選択肢のなかから、自分の肌悩みに合ったコスメを選べる時代に。

ジメ暑とは気温の観点から見た暑さに湿度の指標を加味した「過ごしづらい暑さ」のこと。日本の7〜8月は熱帯のジャカルタや砂漠気候のカイロよりも過酷と言えます。さらに、日本国内の紫外線量は長期的に増加する傾向に。だからこそ日焼け止め、そしてその塗り直しが重要になっています。
加齢とともに肌のターンオーバーは低下するので、歳を重ねると日焼けした肌が元に戻りにくく、色が蓄積しやすくなる可能性が高いと言えます。ターンオーバーに働きかける化粧品のほか、成長ホルモンを産生するため睡眠も見直して。

従来の日焼け止めは使用感が悪いものが多く、また肌色もくすみがちだったので、「できれば使いたくないもの」という位置付けでした。それが、現在ではスキンケアの延長といえるほどつけ心地も、実際の美容効果も見違えるほど。トーンアップ下地のようにつけているほうが肌が綺麗になるものまで。最新のUVコスメを使えば「つけなくちゃ、よりも、つけたい」と思うはず。
左、滑らかなテクスチャーで肌に薄く伸びる。淡いピンク色が色ムラを補整。ITRIM エレメンタリー フェイシャルプロテクション SPF45・PA++++ 80g ¥12,000(ACRO)右、保湿クリームのようにしっとりした塗り心地。SUQQU エクストラ プロテクター 50SPF50+・PA++++ 30g ¥6,000(SUQQU)
今年は昨年のような猛暑にはならず、真夏でも曇りや雨の日が目立ちそうです。とはいえ気温はほぼ平年並みとなり辛い夏になりそう。紫外線は6月から8月にかけて最も強くなります。曇天が多くても紫外線は降り注いでいるので油断せずUV対策を。直射日光を避け、外出はできるだけ朝や夕方以降に。

UVインデックスとは、紫外線の人体への影響度をわかりやすく示すために、紫外線の強さを指標化したもの。関東では午前11時から正午くらいまで「非常に強い」レベルとなるので、万全の対策を。

真夏の日焼け止めを選ぶとき、SPF値やPA値が高いものにするのはもちろんなのですが、注目してほしいのは摩擦に強いこと。花王の調査によると、「しっかり日焼け止めを塗った」と思っていても、多くの塗り漏れがあることがわかっています。汗や水、こすれによってできたUVコスメの隙間から焼けてしまわないよう、落ちにくいものを選ぶのも重要です。
左、独自のミクロディフェンス処方で、ミクロレベルの隙間まで塗りムラを防止。ビオレUV アクアリッチ ウォータリーエッセンス SPF50+/PA++++ 50g ¥800〈編集部調べ〉右、最高レベルのUV防御値と汗・こすれへの耐久性が強い。ビオレUV アスリズム スキンプロテクト エッセンス SPF50+/PA++++ 70g ¥1,500〈編集部調べ〉(ともに花王)
教えてくれたのは

美容エディター 松本千登世さん
CA、広告代理店、出版社を経て独立。様々な女性誌で企画やエッセイを担当。知性と気品溢れる姿に美容業界内でもファンが多い。

花王 研究開発部門 スキンケア研究所 主任研究員 福井 崇さん
日焼け止めを担当して12年の超ベテラン研究員。今夏SNSでもバズっている大人気「ビオレUV アスリズム」の担当者。

ポーラ化成工業 研究所 フロンティアリサーチセンター主任研究員 竹内啓貴さん
ポーラグループの研究所で入社以来シワ領域に従事。アンチエイジングや美白、皮膚の悩みなど皮膚香粧品学全般が専門。

気象予報士 くぼてんきさん
現在、日本テレビ系「ZIP!」のお天気コーナーで髪型が気になって仕方ないと話題の気象予報士。防災士の資格も持つ2児の父。
2019年『美ST』9月号掲載
撮影/五十嵐 洋(イメージ)、大槻誠一(静物) 取材/中田ゆき、大山真理子 編集/長谷川 智
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2025年11月16日(日)23:59まで
2024年11月16日(土)23:59まで
2025年11月16日(日)23:59まで
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