SKINCARE

まだまだ気になる紫外線。正しい対策は?

紫外線の一番強い時期は過ぎたけど、それでも対策は怠れません。紫外線対策に必要なのは、UVよりも保湿でした。

 

 

「乾いた肌は焼けやすい」
UVクリームより保湿に力を入れて

肌は乾燥するとバリア機能が低下し、紫外線も侵入しやすくなります。日焼けをしないためにはまず、肌が潤って健康であることが一番大切。UV対策の基本は保湿にあるのです。

1回紫外線を浴びると、半年くらいは乾燥が続くと考えてください。肌のなかで、潤いを作るセラミドなどを作る働きが低下し、その状態が半年近くも続くのです。「秋冬に乾く!」というのも、それが一因となっている場合もあります。大切なのは、クレンジングをソフトに、そしてヒアルロン酸やセラミドが入った保湿美容液をつけることです。

 

教えてくれたのは……よしき皮膚科クリニック銀座 院長 吉木伸子先生

 

 

対策1 セラミド

 

 

セラミドでバリア機能を強化して刺激と決別

乾燥すると、角質層に存在するセラミドは著しく減少します。刺激も受けやすくなり、肌の水分量まで低下するので、肌にセラミドは必須。

左、セラミド入りの敏感な目元用。キュレル アイゾーン美容液 *医薬部外品 20g ¥2,500(編集部調べ)(花王) 中、高濃度セラミド入りで肌水分量が即UP。エモリエントエッセンス 30㎖ ¥5,400(ドクターヨシキスキンケア) 右、敏感肌にも使える、別名セラミドスキンケア。セラミドモイスチャライジングセラム 50㎖ ¥4,000(エトヴォス)

 

 

 

対策2 ヒアルロン酸入り

 

 

ヒアルロン酸たっぷり肌はハリに溢れて若々しい

細胞と細胞の間に多く存在するのが、ヒアルロン酸。低下することで肌のみずみずしさが減少し、ハリも損なわれるので若さの源的存在。

左、独自ヒアルロン酸入り。DEW スペリア クリアコンセントレート*10/16発売 100㎖ ¥5,000(カネボウ化粧品) 中、低分子ヒアルロン酸が肌密度アップ。ランタンポレル セラム *10/1発売 30㎖ ¥22,000(パルファム ジバンシイ) 右、保湿効果大のヒアルロン酸入り。リズムコンセントレート*9/1発売 40㎖ ¥8,000(アユーラ ラボラトリーズ)

 

 

 

撮影/河野 望(静物) 取材・文/井口智恵

 

 

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まだまだ気になる紫外線。正しい対策は?

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