SKINCARE

花粉から肌を守るためにやるべき5つのこと

花粉やPM2.5が気になるからといって、 一日中家にこもっているわけにもいきません。肌のゆらぎのもとになる刺激をできるだけ少なくする習慣を身につけて、 来る春に備えましょう。

 

 

花粉

肌に触れた花粉が刺激となり、肌荒れや炎症を招きます。 鼻水やくしゃみなどの症状がない人も要注意。いつも以上の保湿と、花粉に触れる時間を短くして対策を。

 

 

対策①
イオンの透明マスクで花粉の付着をブロック

「乾燥した大気中の花粉には、独自の特許技術〝反発イオン技術〟が効果的。IHADAは雑貨でありながら医薬品レベルの品質が感じられ、理屈にかなった技術説明がいい」(岡部さん)

 

鼻や目元に塗るだけで花粉を反発し吸着を防止。イハダ アレルスクリーンジェル 3g ¥900(資生堂薬品) 

 

 

 

対策②
オイルクレンジングでしっかり花粉をオフ

「帰宅後はなるべく早く花粉を洗い流して。油分もしっかり落とせるオイルクレンジングがベスト。適量以上を手に取り、大きな円を描くように優しく馴染ませて」(馬渕先生) 

 

花粉を吸着し除去してくれるクレンジングオイル

 

「ハエ取り紙のように花粉を吸着、除去する発想をモリンガエキスで実現」(岡部さん) A/O ユースグロー クレンジング オイル 150ml ¥3,400(シュウ ウエムラ)

 

 

 

対策③
寝るとき以外は肌をお粉でブロック

 

「素肌よりパウダーをつけた肌のほうが、花粉が付きにくくなります。出先での 塗り直しを意識するのはもちろん、室内でも就寝時以外はパウダーをつけるのが おすすめ」(馬渕先生)

 

肌に密着して花粉をブロックしてくれるパウダー

粒子が細かいパウダーが肌に密着。石けんでオフが可能。ミネラルルーセントパウダー 8g ¥3,000(エトヴォス)

 

 

 

対策④
ブラシを持参して付いた花粉はこまめに払う

「外出先にもフェイスブラシを携帯し、屋内に入るたびに顔に付着した花粉を払うよう心がけて。花粉にさらされる時間が減って、症状が緩和することも」(馬渕先生)

熊野筆の高品質さと持ち運びに便利な機能性を備える本格ブラシ。KOBAKO ブ ラッシュブラシ¥ 4,500(貝印)

 

 

 

対策⑤
ヘパリン類似物質で乾燥対策を強化

「ヘパリン類似物質とは、皮膚科処方の保湿薬に配合される保湿成分のこと。市販品でも同じ成分が配合されているものがあり、花粉が多く飛散する日の乾燥対策に推奨できます」(山本先生)

 

 

右、肌の内側から作用し乾燥性皮膚炎を改善へと導く。HPクリーム 25g ¥1,219[編集部調べ](ノバルティス ファーマ)左、スキンケアでは対処しきれない乾燥を肌の奥底から治療する。さいきa 保水治療ローション[第2類医薬品] 100g ¥2,400[編集部調べ](小林製薬)

 

 

教えてくれたのは?

ビューティサイエンティスト 岡部美代治さん
大手化粧品メーカーの研究所や 企画部を経て独立。現在はコンサルティングや講演会、雑誌取材など幅広く活躍。最新の業界事情に精通し、正しい美容知識の啓蒙に努める専門家。 

皮膚科医 山本綾子先生
アトピー、湿疹の根治を得意とする専門医。豊富な臨床経験から、アトピー発症機序理論と運動療法を導き出す。全国から訪れる患者も多数。ナビタスクリニック川崎勤務。

マブチメディカルクリニック院長 馬渕知子先生
分子栄養学やアンチエイジングを専門とする内科・皮膚科医。 あらゆる科と提携を結んだ総合的な医療を推進するべく、自身のクリニックを開院。幅広い医療知識を持つ。

 

 

 

 

撮影/山辺恵美子〈人物〉、山田隆史(angle)〈静物〉 ヘア・メーク/Sai(LUGAR) スタイリスト/福田栄華 取材/大山真理子 イラスト/平松 慶 

 

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花粉から肌を守るためにやるべき5つのこと

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2024年11月15日発売

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