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ウエストがキュッとしまった30年前のハナエモリのドレスを着こなし、足元は10cmのピンヒール。傘寿を超えてなお輝きを増すデヴィ・スカルノ夫人が愛用している私物、40代で身を粉にして働いていたころの貴重なお写真を見せていただきました。
赤いドレスは30年前に購入した「ハナエモリ」。「流行にはこだわらず、気に入ったものを購入しているので、どれも長く着用しています」
《Profile》
1940年東京生まれ。’59年にインドネシアのスカルノ大統領と結婚。政変により、’70年に娘を連れてパリに亡命。社交界で「東洋の真珠」と呼ばれる。夫と死別後は、パリ、インドネシアで事業に専念。’91年にニューヨークに移住。60歳を機に日本に拠点を移し、テレビ出演のかたわら講演会や慈善活動を行う。Instagram @dewisukarno
「そんな高いヒールでよく歩けますね」と言われるけれど、私にはこれが普通。スタイルも良く見えます。ペタンコのスニーカーやサンダルのほうが、むしろ歩きにくいですね。
スカルノ王家の紋章をあしらったバッグは、世界で6%しか取れない最高峰のスモールクロコを使用。収納力に優れ、内側の中仕切りも取り外し可能。使い勝手の良い設計に。
いつも通っている渋谷の美容室「サロン・ド・ケイ」で使っていたことをきっかけに、10年以上愛用。ほんの少量で泡立ち、髪の毛がなめらかになるシャンプー「ムウム」。
構想10年以上でようやく完成。洗顔後、化粧水の前に「ビサンテファーストセラム」をつけることで、次に使うクリームや美容液の浸透が良くなります。重ねづけがオススメ。
パリの10年、スイスの3年間で培った人間関係をベースに、40歳でインドネシアに戻って事業を展開。身を粉にして働きました。夫が亡くなり、スハルト政権に変わっても、私と娘のカリナを国民が熱烈に歓迎して受け入れてくれ、40代は充実した10年間でした。
2022年『美ST』10月号掲載
撮影/野村誠一 ヘア・メーク/金本良英 取材・文/安田真里 編集/和田紀子
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2024年12月16日(月)23:59まで
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