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SNSに写真を上げる派も、見るのがメイン派も「美ST世代の自然で綺麗」な写真の撮り方は?と聞かれると自信がない人も多いはず。大人が写真を綺麗に撮るためのアイデアを写真のプロに教えてもらいました。少しの工夫でスマホでもこんなに綺麗に撮れるんです!
自然光なら窓に向かって45度がいちばん綺麗
柔らかな光が肌を綺麗に見せてくれるので撮影は自然光活用がベスト。窓際で窓を向いて真正面に光を受けると確かに明るさはたっぷりだけど、顔の凹凸までが光で飛び、のっぺりとした顔に。かといって真横から光を受けると窓の反対側が影になって老け見え。45°の光なら顔全体に光が当たりつつ、ほんのり陰影も残って美人に見えます。
光は自然光がベスト。美肌とほんのりメリハリが叶うベストショットに♡
蛍光灯の下で撮るなら上を向いて撮るとうまくいく!
ダウンライトや蛍光灯環境下で真上から光を受けながら真正面にスマホを構えて撮影すると、目の下のクマとほうれい線の影が強調されて老け見えアングルに。そんな時は顔もスマホも上向きにすると顔に均一に光が当たり、輪郭もスッキリ映って一石二鳥♡
複数名で撮るなら…左右に余白をとってトリミングすれば歪みレス
画面いっぱいに人物を入れると両サイドの2人は顔が横長に歪んでしまいます。3人の顔を画像中央におき、かなり引きで撮影。その後左右をトリミングすると歪みなく撮れます。
広角レンズって?
iPhoneは広角レンズ。真ん中の集点から端に向かって広がって見えるようにできていて写真を撮ると画面の端の左右上下が幅広く歪んで見えます。風景はダイナミックに撮れるけど人物撮影はコツが必要。
全身を撮るなら…上にたっぷり余白をとってトリミングすれば脚長効果
全身は上下の縦長歪みを利用。上部に顔を置くのは頭が長くなるので避けて顔を画面中央寄りに、伸びてほしい足は下端にくるよう撮影。上だけトリミングしたら即脚長に。
アラを飛ばそうとライトを近くしすぎると額や鼻、両頰など顔の複数箇所が強く光り、逆にメリハリダウンの不自然な顔に。いくつものパーツに光が感じられたら光が強すぎるサイン。
胸元まで光が届く距離にライトをセットすれば、おでこや瞳を中心にほどよく光が感じられ、肌を綺麗に見せながら、顔の立体感も残り自然な印象に。
撮影時に顔が暗くなる場合はディスプレイに映る顔をタッチし、右側に出てきた黄色いバーを上下にスライドさせて簡易的に明るさ調整ができます。
年々進化しているカメラ機能はついに4,800万画素のメインカメラを搭載の3カメラ構成に。デジタルズームの2倍も綺麗に撮れちゃいます。
cheek one所属。女性誌・メンズファッション誌などでも多く撮影。飾らない人柄とその人の良さを引き出す抜群のセンスにオファーが絶えない大人気カメラマン。
2023年『美ST』3月号掲載
撮影/古水 良 取材/稲垣綾香 編集/長谷川千尋
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2024年12月16日(月)23:59まで
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