HEALTH
栄養バランスが考慮されたお弁当でも、ごちゃごちゃ詰まっていると食べる楽しみは半減。蓋を開けたときにワクワクするような詰め方をすれば、体だけじゃなく、脳から喜ぶお弁当の完成です!人気ケータリング〝ひな弁〟松本日奈さんがレクチャーしてくれました。
具材を細かく切って立てて詰め込むと、どんな食材が入っているか分かりにくく、単調に。同じ量なのにご飯の主張も激しく映えない。
まったく同じ具材が詰まった同じお弁当箱なのに、こんなにも彩り鮮やかでおいしそうに変身!脳も体も喜ぶ詰め方の9のポイントを伝授します。
梅ご飯は、炊き上がってから梅干しを混ぜると綺麗に発色。おかずを立て掛けて詰められるように傾斜をつけて盛るのがポイント。
バランなどの仕切りは使わず、ご飯とおかずの境い目には形がアクセントになる大葉をセット。緑が効いて、彩りが良くなります。
主菜となるローストポークは切り口を下にして動きをつけて。お肉の下から大葉が見えるような位置に立て掛けるように詰めるのが◎。
《ローストポークの作り方》
豚肩ロースブロック500gに塩胡椒を適量まぶし、ポリ袋に入れてひと晩寝かせる。220℃に温めたオーブンで50分焼く。焼けたら、醬油80ml、みりん50ml、八角2つ、出汁200mlをひと煮立ちさせ、一緒に保存用ポリ袋に入れてひと晩なじませる。好みの大きさにカット。
副菜のチヂミは大きめに切り、主菜の手前に添うようにイン。チヂミの丸みのある面が出るように、切り口を下にして、立体感を出して。
《チヂミの作り方》
人参(1本)を細切りにして塩小さじ1/2をふりなじませ、しんなりするまで置く。卵1個、小麦粉大さじ6、ちりめんじゃこ30g、青のり・胡麻油・炒り胡麻各少々を加え混ぜる。フライパンに胡麻油大さじ1を入れ、生地を大きく広げて中火で焼く。ひっくり返して裏面を焼く。冷めたら12枚にカットします。
半熟卵を包丁で切ると断面が崩れてしまいますが、糸で切ると綺麗に。アンチョビをのせるとより見た目が映え、味のアクセントにも。
少し入っていると嬉しい甘味は、卵の隣に。おかずでも使えるサツマイモなら、隣の食材に甘さが移っても気になりません。
大きなものから位置を決めていき、空いたスペースにおかずが動かないように、紅芯大根のピクルスを詰め込みます。紅芯大根の紅色が入ると一気におしゃれなお弁当に!
お弁当に入っている白、緑、黄、紅、茶(黒)のバランスを見て、常備菜のお漬け物などを使って色を調整。隙間を埋める役割にも活用。
ご飯の上、大葉の陰にお漬け物を忍ばせて。発見したら嬉しくなるようなサプライズを仕込んで、最後まで美味しくいただきます。
四角いお弁当箱は四隅に詰めるのが難しく、丸型は意外と収まりが悪い。いちばん詰めやすく映えるのは細長い楕円形!
目黒の食材店「LA PETITE EPICERIE」にて料理教室主宰。素材を活かしたヘルシーで綺麗な見た目のケータリングやお弁当はリピーター多数。
2023年『美ST』5月号掲載
撮影/山田 薫 取材/門脇才知有 編集/増野玲奈
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