PEOPLE
あざとさ、いやらしさを感じさせないのに「ジワジワと女っぽい」人。 モテを意識しているわけではないのに、別次元の魅力があってどうしても目で追わずにはいられない。皆からの憧れを集める、「人類モテ」な美女の秘密を解明しました。
6年間住んでいたミラノで出会った素敵なシニョーラ(マダム)たちに大きな影響を受けています。彼女たちは基本的に人と同じものは選ばずシンプルなのに個性的。ボディラインを意識したファッションやボリュームあるヘアスタイル、手首を細く見せるバングル使い、繊細なランジェリーなど、女性らしさへのこだわりをトータルで大事にしています。見倣っていたら私のスタイルとして自然に身につきました。家庭においても少しでも若作りしすぎると、息子からすぐにダメ出しが入っていたこともよかったです。また、自分でもエレガントで年齢相応の美しい言葉遣いを意識しています。その積み重ねで、年齢を重ねた女性ならではの品格が自然に出ているなら嬉しいですね。
料理研究家。照明コンサルタントとして働いた後、夫の赴任地であるミラノに6年間滞在し料理を学ぶ。上品な人柄で美STスタッフからもモテモテ。
ジュエリーは作家物でオリジナリティのあるものが好き。 特にガラスジュエリーのヘロン範子さんの一点物は宝物です。
仕事柄、自分のメークが主張するのはNG。肌馴染みがよく、崩れにくいボビイブラウンを愛用。色はピンクベージュ系で統一。シンプルで品良く、清潔感が大事。
マスクをつけて朝食の支度が習慣。水分での保湿重視でイタリアの薬局発「ファルマシア ワグネル」や「ソリーソ」というブランドを愛用。
イタリアの美容院はどんなところでも必ず巻き、最後にお客様に下を向かせて、ブラッシングで髪をほぐし、スプレーをかけて完成させます。イタリア仕込みのテクニックを日本でも実践。
ラ・ペルラのホーザリーはベージュや黒でも細かいカラーバリエーションが揃い、足を綺麗に見せてくれます。微妙な違いにこだわるとヒールが一層映えるように。
女性にフレグランスは必須。2002年まで門外不出だった「カルトゥージア」が今では日本でも購入可能。カプリらしい柑橘系の香りを選択。
2020年『美ST』5月号掲載
撮影/大瀬智和、奥山栄樹 ヘア・メーク/大山美智、川岸ゆかり、後藤知夏〈fico.〉 取材/中田ゆき、浦崎かおり 編集/浜野彩希
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2024年12月16日(月)23:59まで
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