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100歳まで元気で生きるセンテナリアンになるためにするべきことは?101歳の美ばあば、田中須恵子さんの美意識と健康の秘訣を伺いました。
昨年10月号初登場から1年、須恵子さんは今も変わらずセンテナリアン美魔女でした!「もうそんなに経つんですね。1年1日が早く感じます。どこかに行きたいとか欲しいものはありません。寂しさや悩みもありません。いま自分にできることを続けながら平穏に暮らしています。できることを手抜きすると、どんどんずぼらになるので今までの習慣を続けることを守っています」と話してくださった須恵子さん。食後の歯磨きを欠かさず、毎朝スキンケアとメークをして洋服とスカーフを選ぶ。いつまでも女性としての楽しみを忘れない、その意識がいい刺激になっているのかもしれません。
キメ細かく毛穴レス肌の須恵子さん。洗顔に熱いお湯は使わない、肌をこすらないことをずっと守っています。洗顔後はオールインワン化粧液で必ず保湿を。資生堂マキアージュのファンデやリップは娘さんに買ってきてもらいます。
久しぶりに体組成計で数値を測ったら驚きの体内年齢-17歳!須恵子さん曰く、「バランスいい食事と規則正しい生活のおかげですね」
毎月会うのを楽しみにしている娘さんご夫婦から伊勢旅行のお土産にと贈られたパールのネックレス。指輪をつけるのも毎日の身だしなみです。
1日3食必ずお米と、味噌汁かスープを食べます。シシリアンライス、柚子入り素麺、蓮根のはさみ揚げフライなど、ボリューム満点!
もうずいぶん前からお菓子は食べなくなりました。おやつには大好きな果物を毎日。味が好きでヤクルトもよく飲んでいます。
できることは自分でするという意志を持ち続けていて、今もトイレや着替え、食事もご自身でなさいます。毎日のルーティンを維持するだけでも、すごいことだと思っています。
規則正しい生活がすべていいというわけでもなくて、単調な毎日だと脳は衰えます。ルーティンの中に目的や目標を掲げて生きる、例えば「美しさ」を維持していくための並々ならぬ努力、それが脳の健康そして長生きの秘訣につながっているのでしょう。(銀座内科・神経内科クリニック院長 霜田里絵先生)
2020年『美ST』10月号掲載
撮影/奥山栄樹、中林 香、五十嵐 洋 ヘア・メーク/川岸ゆかり 取材/浦崎かおり、金子美智子、西岡直美 編集/佐久間朋子
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