HAIR

ヘアスタイリストYU-Uさんのストレートアイロンで外巻き&波巻き

ボブ人気が止まらない!でも、「ボブに切ったらクセが出てきた」「今っぽく見えるボブの巻き方がわからない」「ヘアアイロンで首を火傷した」という声があちこちから。そんな悩みをすべて解決してくれるのがストレートアイロンなんです。簡単でオシャレなヘアスタイリングが得意のYU-Uさんに教えてもらいました。 

 

 

STEP1 ふわツヤ外巻き

 

 

意外と難しいボブの外巻きアレンジも、内巻きにしてひっくり返すアイロン使いで簡単おしゃれに決まります。トップや前髪も全部ストレートアイロン1本で。この程度の長めボブも短めボブもどちらにもお勧めの基本テク。

 

 

 

 まずは横も後ろも毛先全体を内巻きにします。アイロンで毛先を挟み、手首を返しながらアイロンに毛先を巻きつけてカールを作ります。

 

 

 

 

 毛先にこれくらいのくるんとした内巻きカールを作ります。毛束を下方向に引っ張りながら巻くと簡単にきれいな巻きができ上がります。

 

 

 

 

 トップの分け目からハチ上部分の髪を分け取ります。その毛束をさらに内巻きにして2段重ねの内巻きカールを作ります。左右同じように。

 

 

 

 

 分け取った毛束をまっすぐ横に引っ張りながら巻くのがカールをきれいに2段にするポイント。カールを重ねることでふんわりボリュームが長時間続きます。

 

 

 

 

 バックの毛先も2段に内巻きに。後ろ部分は横に伸ばしにくいのでトップに引き上げてからテンションをかけて内巻きにするとやりやすい。

 

 

 

 

 前髪部分は外巻きに。顔の幅に奥行き3㎝ほど毛束を取って根元からブーメランのようにアイロンをすべらせ、外に流すように巻きます。

 

 

 

 

 6で流した毛束の奥部分、5の毛束の前の部分を分け取り、同じように外側にブーメラン巻きを。トップにふわっと立ち上がりがつきます。

 

 

 

 

 髪全体に固まらないスタイリング剤を伸ばします。毛先部分のカールをくるんとひっくり返して外ハネに。指ですくい取るようにするのがコツ。

 

 

 

 

 3で分け取った部分の毛をもう一度内側にひっくり返して外巻き毛束の上に内巻きカールをふんわりのせます。外と内のカールが重なるように。

 

 

 


 

 

STEP2 超ラクYU-U巻き  

 

 

手間がかかりそうな波巻きアレンジもYU-U巻きならたったの3回で素敵に仕上がります。今っぽい無造作感が出せるのもエッジの立つストレートアイロンならでは。STEP1の「ふわツヤ外巻き」の完成形からスタートします。

 

 

 

 耳前部分の根元から内巻きにアイロンを滑らせ、中間に指で山を作ったらアイロンを持つ手首を返して外巻きにし、毛先まで引っ張ります。

 

 

 

 

 1の巻きの完成形。写真のように耳の前、顔まわりの毛束にS字になるようカールを。すでにある毛先の外巻きの上に内巻きをのせるイメージ。

 

 

 

 

 1㎝幅で薄く表面の毛束を片側2本分け取る。毛束の量を少なめに細く分け取るのが成功への最大のポイント。毛の本数は10本位でOK。

 

 

 

 

 2束まとめてはさみ、まず内側にエッジを立てて山巻きを。アイロンを先に滑らせ、山部分に指を差し込み次は谷に巻き、毛先まで滑らせます。

 

 

 

 

 波巻きは左右2本、後頭部1本計5本のみでOK。毛先は巻いてあるのでそのまま逃がします。ボブの長さでは実際に巻くのは山谷1回ずつ程度で〇。

 

 

 

 

 オイル系スタイリング剤を手に取り巻いた毛束を馴染ませるようにトップ部分を握りながらほぐし、毛先をランダムに外に向けて散らします。

 

 

 

 

 できあがり!基本のふわツヤ外巻きでしっかり毛先を巻き、トップにボリュームを出してあるため、表面を巻くだけで複雑そうな波巻きが簡単に。

 

 

 


 

 

どうしてストレートアイロンがボブにいいの?

 

 

YU-Uさんの愛用は、復刻スタイリストSTR¥25,715(クレイツ イオン)

 

 

首をうっかりやけどしない

コテでうっかり首や頰をやけどした経験、ありますよね。ストレートアイロンは外側部分が熱くならないのでやけども安心。

 

外側を触れるので短くても巻きやすい

ストレートアイロンは先端部分を手で押さえられるので、ボブの短い毛先でも巻きやすく扱いやすい不器用さんの味方なんです。髪を引っ張る角度で様々な大きさのカールを作れる点も優れもの。

 

クセ毛、アホ毛を伸ばしやすい

ストレートボブは年々増えてくるうねり毛・アホ毛が目立ちやすいヘアスタイル。両側から広範囲に加熱できるストレートアイロンならクセもうねりも手早く伸ばせます。

 

根元ギリギリに入れられトップふんわり

地肌のやけどを気にしなくていいから、髪の根元ギリギリにアイロンを入れやすく、根元の立ち上がりをつけやすい。潰れやすいトップのふんわり、一日ちゃんと続きます。

 

面でプレスするのでツヤが出やすい

ストレートアイロンはプレート全体で髪に熱を均等に伝える作り。低温でプレスしてもツヤツヤに。アイロンの設定温度は慣れないうちは160℃ほど。慣れたら180℃がお勧め。

 

 

 教えてくれたのは……ヘアスタイリスト YU-Uさん
誰でもできておしゃれに仕上がるヘアアレンジテクが大人気のヘアスタイリスト。近著に『ヘアゴム1本のゆるアレンジ』(セブン&アイ出版)。

 

 

 

 

2018年『美ST』12月号掲載
撮影/横山翔平(人物)、新井修一(静物) モデル/吉村ミキ ヘア・メーク/YU-U スタイリスト/小西明日香 取材/佐藤理保子

 

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一生元気に!自愛ビューティ

ヘアスタイリストYU-Uさんのストレートアイロンで外巻き&波巻き

2024年6月号

2024年4月17日発売

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