FEMTECH
巷で話題の「フェムテック」。興味はあるけれどハードルが高く、そもそも何から始めたらいいかためらってしまう人も多いですよね。植物療法士の森田敦子先生に、初心者でもすんなりできる膣ケアを伝授していただきました。自分をいたわり、外面だけでなく内から輝く美を磨きましょう!
株式会社サンルイ・インターナッショナル代表 植物療法士 森田敦子さん
大学卒業後、客室乗務員として働くも体調を崩し、治療のため仏で植物薬理学を学ぶ。美容や介護、婦人科系など多方面で活躍。大好評著書に「潤うからだ」。
膣ケアをすることで、粘液力が上がります。粘液力が高まることで吸収力が上がり身体全身の潤いに。
粘液は異物やウイルスが体内に入るのを防ぐ働きがあるように、粘液力=免疫力ですので、免疫力が高まることで美や健康に繋がります。
黒ずみは色素沈着だけでなく、ターンオーバーの乱れによっても起こります。多少赤黒いのは成熟した証なので気にすることはありませんが、お手入れ不足による黒ずみは、保湿をしっかりしてターンオーバーを促すことで、膣まわりの肌の透明感につながります。
膣ケアで粘液力がアップすることで、内側から湧き上がってくるセクシャルな気持ちが高まり、女性らしさや自己肯定感が増すように。結果として、若々しい“現役感“のある空気感に繋がります。
まずは専用ソープで優しく洗いましょう。敏感な部分なので洗いすぎはNGですが、膣には恥垢といってねっとりした垢が大陰唇と小陰唇にべっとりと溜まっているため洗浄力の弱い専用ソープで丁寧に洗って下さい。
次に、VIOラインの処理です。美ST世代が今から始めるのは億劫に感じるかもしれませんが、清潔さと共にこの先介護でお世話になったときのため実は今こそ必要です。最後に、膣まわりの保湿とオイルマッサージを。弾力のあるふっくらとした膣になります。
●簡単! 膣マッサージ
お風呂上りの身体が温まっている時に清潔な手で、デリケートゾーン全体に専用のオイルを塗布し、円を描くように大陰唇、小陰唇、膣口のまわりを優しくマッサージを。膣の中もマッサージするとより効果が得られますが、抵抗がある方はなじませるだけでも大丈夫。特にマッサージに順序はなく、膣を潤すイメージで行いましょう。
膣ケアをする前に自分の膣を見て、知るということが何より大切です。自分の身体のことなのに、はしたないと思う人も多いですが、膣とは、便や尿を排出、セクシャリティ、そして妊娠、出産をする場所であり言わば『聖域』になります。本来、女性は顔以上に大切にしなければならない場所なのです。
女の子は3歳くらいから、お昼寝のときにおまたを触ったりしますが、そういう状況を見た際、やめるように言っていませんか? これがまず、性に対してクローズドになっている原因。「綺麗なおててで触るのよ」「触ると落ち着く?」など、まずママが恥ずかしがらずきちんと性に関する会話をし、自分を標本にしながら赤裸々に教えるのが大切です。またなかなか伝えづらい思春期の娘さんには、今はさまざまな絵本や本があるので、そういうツールを使って伝えてあげましょう。
近頃はありがたいことにフェムテックという言葉が浸透するようになりました。しかしそれによって膣ケアがモノや外からのテクノロジーに頼りきりになる懸念もあります。まずは”好きな人を想ったら子宮がキュンとする””排卵前に性欲が出る”というホルモンが活性することで起こる内なる女性のテクノロジーを大切にして下さい。女性の時代と言われている今。是非、こなすだけの膣ケアにせず自分と向き合い愛でることで、女性としての幸せが満たされますように。
撮影/光文社写真室 取材/臼田ななみ イラスト/平松昭子 編集/鈴木ヒナタ
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