HEALTH
フェムテックブームの昨今、良かれと思って行っている膣ケアが、実はやってはいけない間違ったケア方法かもしれません。閉経した後も人生は50年続く時代。さまざまなメディアで扱われ、フェムテックブームの今こそ、我流・膣ケアを正し、身体も心も潤うことで女性の魅力の底上げするチャンスです。今回は植物療法士の森田敦子先生に、やってはいけないNG膣ケアを教えていただきました。
株式会社サンルイ・インターナッショナル代表 植物療法士 森田敦子先生
大学卒業後、客室乗務員として働くも体調を崩し、治療のため仏で植物薬理学を学ぶ。美容や介護、婦人科系など多方面で活躍。大好評著書に「潤うからだ」。
膣まわりを清潔に保たなければと思うばかり、ビデを多用し洗いすぎるのは禁物です。また、ビデを「強」で力強く当てるのではなく弱い水圧にし、乾燥の原因になるためお水の温度も上げすぎないのがいいでしょう。
そして、おりものや便などはビデでは綺麗に落とせないため、髪を洗ったシャンプーでそのまま顔を洗わないのと同様に、膣はきちんと膣専用ソープで優しく洗って下さい。
よく毛があるところは守っている場所だからと、VIOをほったらかしの方がいますが、脇の下をボーボーにしている人はいませんよね? 確かに私の若い頃、50代女性の脇の下はふさふさでしたが、こうして時代は移り変わりました。ムレたりすることを考えても、毛はないほうが望ましいです。
また、セルフ脱毛時に小陰唇を切ってしまった事例もありますので、自分でカミソリで処理しないように。専門の場所か、家庭用のシェーバーを使用しましょう。
近頃、フェムテックという言葉が流行り膣ケアの情報が多く出回っていますが、流行りに乗っかりすぎて「膣はこれで洗えばいいのね!」「膣ボールで膣トレすればいいのね!」と膣に対する知識が伴わないまま情報に流されないように。例えば、膣は過度に骨盤底筋を鍛え締めすぎると萎縮の原因に繋がります。そのため膣トレをする際は、ただむやみに鍛えるのではなく膣と対話をし、自分で膣の感覚を都度確認しながら、また時にパートナーに聞きながら行うことも大切です。
膣ケアとは少し異なりますが、行為の最中、パートナーに良かれと思い感じたふりをしてしまう女性が、なんと日本人女性の約89%にあたるそう。「膣のフェイク」すなわち感じたふりをすることは、どんどん行為を億劫にさせ、セックスレスへの原因にもなってしまうことも。
近年では、快感は認知症にも効果があるということがわかっており、美だけでなく健康面にも「感じる」ことは大切なのです。日本人女性は慎ましく尽くしがちですが、末永くパートナーシップを結ぶためにも、包み隠さず気持ちを伝えることが大切ですね。
取材/臼田ななみ イラスト/平松昭子 編集/鈴木ヒナタ
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