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40代50代になると日々「あれ、これって老化の兆し?」とドキッとすることがありますが、なんとなくそのまま過ごしてはいませんか? その道のエキスパートに、細かすぎてなかなか聞けない疑問をストレートにぶつけてみました!今回は老眼や口臭といった目・口・鼻の老化編です。
年齢を重ねていくごとに、「若いころとちょっと違う」と感じる体の違和感。これって老化?細かいけれど気になる疑問に専門家が答えてくれました。
Q. ブレスレットの金具も繋げられないほど老眼で見えません。老眼は何歳から始まるもの?始まっていたらケアは手遅れでしょうか?
A. 30代半ば〜出始めます。年齢相応の老眼対策を!(ロート製薬)
老眼を認めずに無理をすると体にさまざまな不調が。遠近両用の眼鏡やコンタクト、目のストレッチ、アスタキサンチン・ルテインの摂取、疲れ目ケア用の目薬などでケアを。
Q. 老眼鏡をかけ始めると老眼が悪化するというのは本当?
A. いいえ。使ったほうが快適に過ごせます(ロート製薬)
老眼鏡を使用しても老眼は悪化しません。むしろ対策をとらずに見えないのを我慢していると眼精疲労が原因で頭痛、肩こり、食欲がなくなるなど、いろいろな症状が出てきます。
Q. 常に目が充血していますが、仕事上PCもスマホも手放せません。どうすればいい?
A. 充血除去剤の入った目薬を使って(ロート製薬)
目の充血は普段は細くて見えない目の血管が膨らんで、全体的に赤く見えている状態です。疲れ目になると足りない酸素や栄養を届けるため血管が拡張し、充血の原因に。
充血除去剤、塩酸テトラヒドロゾリンを最大濃度配合。ロートリセb [第2類医薬品] 8㎖ ¥770(ロート製薬)
Q. 白目が黄色くなってきた!なぜ?
A. 目も糖化します(日比野先生)
白目の黄ばみ・濁りは「糖化」が原因の老化現象。糖化を抑えるには、急激に血糖値を上げないことが大切。甘いものや炭水化物の摂取を控え、低GI値の食品を選びましょう。
Q. 鼻がなんだか大きくなってきた気がします。これも老化のせい?
A. 鼻の孔の骨の形が加齢とともに広がります(慶田先生)
「鼻の骨は軟骨。鼻の孔の骨の形が広がると鼻も横に広がり平坦化」(慶田先生)「鼻先を気にして触るのが癖だと大きくなる傾向。鼻糸という選択肢もあります」(ウサコ)
Q. 歯の間にモノが挟まりやすくなりました。これも老化ですか?
A. 「歯並びの老化」といえます(福本先生)
歯並びがずれてきている可能性が。歯並びは実は噛む力や頬杖をつく、顔を横にして寝る等の癖によって年齢とともに変化することが。また、歯の詰め物の経年劣化の可能性も。
Q. 突然むせることが増えました。なぜ?
A. 口腔感覚も衰えるから(慶田先生)
老化で舌の運動機能、咀嚼能力、唾液の分泌、口腔の感覚も鈍化するため、咽頭へ食べものを送り込む能力が低下するなど摂食嚥下機能の障害となります。
Q. コロナ禍で人と話す機会が減って、ますます声が低くなり出にくくなった気がしています
A. 声帯も老化とともに潤いが減り低音に(日比野先生)
「うつの人は人と話したくなくなる症状が出る場合もあるので注意を。声を出すことは脳の老化予防にもうつ病の予防にも有効。意識的に会話を心がけましょう」(和田先生)
植松由起さん(ロート製薬 営業企画推進部 学術情報グループマネージャー)
眼研究の第一線をいくメーカー。目薬の豊富なラインナップを有し、渋谷にカウンセリングを受けられるサロンも。
和田秀樹先生(国際医療福祉大学教授・精神科医)
心理学、教育問題、老人問題、人材問題、大学受験、執筆などのフィールドを中心に様々な媒体で精力的に活動。
慶田朋子先生(銀座ケイスキンクリニック 院長)
あらゆる質問にわかりやすく回答する頭のキレと何年たっても変わらぬ美貌に編集部が絶大な信頼を置く医師。
日比野佐和子先生(Y’s サイエンスクリニック広尾統括院長)
アンチエイジング医療の第一人者。再生医療、遺伝子解析などの先端医療の第一線で活躍するエイジレスな医師。
福本健生先生(表参道しらゆり歯科 院長)
長期にわたり再治療する必要のない歯が長持ちする精密治療を追求し、日々最新の歯科治療にあたっている。
ウサコ(美容医療ジャーナリスト)
美STが誇る創刊からの連載「美の特捜最前線」担当。美容医療に関しての知識の深さ、広さは他の追随を許さない。
2021年『美ST』10月号掲載
撮影/奥山栄樹〈人物〉、新井修一、五十嵐洋〈静物〉 取材/中田ゆき、佐藤理保子 編集/浜野彩希
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2024年12月16日(月)23:59まで
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2024年11月16日(土)23:59まで
2024年11月14日(木)23:59まで
2024年11月16日(土)23:59まで