CLINIC
年を重ねるにつれ、目立ち始めたほくろの存在。取るべきか取らざるべきか悩むけど、顔のほくろは運勢を左右するという噂も。観相学のプロにほくろの鑑定をしていただいた前回に続き、今回は美容クリニックへいざほくろ取りに!実際の施術の様子から、ビフォーアフターまでライターによる体験レポをたっぷりお届けします。
年々膨らみを増す鼻下のほくろに悩むも、運気ダウンを恐れて放置中。マスクオフ前に決着をつけたい!
「鼻下のほくろはあってもいいけど余計な一言が多いと感じるなら除去しても。まぶたの濁りは人気運、鼻頭は金運を阻害、小鼻のほくろは貯まったお金が出ていく可能性があり取ってOK。額と口下、首中央は残しましょう」(岡井先生)
教えてくれたのは……岡井浄幸先生 嘉祥流観相学会 代表理事・大導師 高野山真言宗 在家得度尼僧
藤木相元氏の下で観相学(脳と顔との因果論)を継承。メディア出演や著名人の鑑定経験多数。今年2月にはYouTube チャンネル「〝顔が変われば人生が変わる〟 岡井浄幸の観相学」開設。
目の下と鼻下、散財に心当たりがあるので小鼻も除去。左まぶたと鼻周りはほくろではなくシミだけど濁りをなくすために取ることに。岡井先生の指摘で気づいた額と顎は晩年の幸運のために残します。
スキンリファインクリニック 銀座院
東京都中央区銀座4-2-12 銀座クリスタルビル5F [フリーダイヤル]0120-661-062 ピコスポット1カ所直径1cm以内 ¥11,000、ホクロ除去(3〜5mm) ¥16,500、ピコフェイシャル 初回 ¥16,500 2回目以降 ¥22,000、ハイドラフェイシャル 顔 初回 ¥16,500 2回目以降 ¥22,000
形成外科専門医、美容皮膚科医としての経験と卓越した技術を持ち、幅広い悩みに対処。最適な治療法を提案してくれると美STスタッフにもファン多数。
「ほくろの治療法は2種類。立体的ならレーザーや電気メスで削り、それ以外はシミ治療で使うレーザーでメラニン色素を破壊し色を薄くします。ほくろとシミ、どちらであっても治療法に違いはありません。ただほくろは根が深い場合、取りきれずにまた出現することもあります。それを恐れて深く削り取ると傷跡が残るリスクも考えられるため、無理に一撃するより控えめな治療を重ねていくほうが、結果的にキレイに除去できます」(篠原先生)
鼻下の立体的なほくろは麻酔をしてから電気メスで削り取ります。レーザーとは別の手術室を案内され緊張! 麻酔で一瞬チクッ、後はうっすら触れてる感覚があるだけであっという間に終了。緊張して少し損した気分(笑)。
その他の箇所はすべてピコレーザーで治療。クリニックで使用する「ピコウェイ」は、シミや肝斑、肌質の改善も担う最新マシン。ほくろやシミ治療にはピコスポットという3種類の波長のレーザーをピンポイントで照射。「火傷のような状態になったあと、1週間から10日程度をかけて徐々に治ります。メラニン量や深さにより1回で取りきれない場合は、数カ月様子を見て、必要があれば再度治療しましょう。特にメラニンが存在しない唇も再発することが多いです」(篠原先生)
残したいラッキーぼくろはシールで防御。気楽に構えてたら思ったより痛さはあったものの、ほとんどかさぶたにならずテープなどを貼る必要がないのが快適。
切開した鼻下は処方された薬とテープで湿潤環境ケア。マスク蒸れが気になる日はキズパワーパッドで代用。数日間は滲出液が多く患部の状態が確認できなかったが、約1週間で赤みを残してフラットな状態になってひと安心。レーザーを当てた箇所は薄いほくろやシミは、一度濃くなったあとキレイになくなったが、目の下と鼻の縁、唇の濃いほくろは引き続き経過観察。岡井先生曰く「今年は肌の透明感が必須」とのことで、別日にピコフェイシャルとハイドラフェイシャルも追加。
治療後2週間、唇の澱みが減り晴れやかな気分。鼻下にほくろがない顔が別人のようで気恥ずかしい。傷跡が完治する頃には余計な一言が減ってる? 恋愛運を阻害していたはずの目元と唇の大きなほくろがなくなる頃に遅い春が訪れることに期待。
2023年『美ST』5月号掲載
撮影/岡本卓大 イラスト/別府麻衣 取材/大山真理子 編集/小澤博子
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2024年12月16日(月)23:59まで
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2024年11月16日(土)23:59まで
2024年11月14日(木)23:59まで
2024年11月16日(土)23:59まで