40代50代アンケート【子どもがタトゥーを入れたいと言ってきた】賛成？反対？

ティーン向け広告も見られ関心が高い二重整形や脱毛。訪日外国人の増加でタトゥーフリーの入浴施設も。とはいえ実際、自分の子供が「やりたい！」と言ってきたら？あたふたする前に、一度考えてみませんか。今回は【タトゥー】について美容外科医の意見や読者の声を元にご紹介します。

「絶対反対！まだまだ日本の社会では色眼鏡で見られるのでは」「賛成だけど、大人になって進路や方向性が決まってからにしてほしい」「簡単に消せないし、今入れたくても将来後悔してほしくないから反対」「反対。いとこが入れた際、勝手に入れないよう話し合いました」

気軽に楽しめるシールタイプも豊富。韓国風やロゴ文字などのデザインが人気のよう。バラエティータトゥーシール各￥90（LUPIS）

海外ではファッションとして認知されているタトゥーですが、今の日本では進学や就職において不利になる傾向があります。アーティストやクリエイティブな活動の面では個性の表現となり、一概に否定はできませんが、簡単には消せないのでよく考えて決断を。既に入れたタトゥーを消したい場合はピコレーザーで。

インクの濃さが薄い黒だと3回程の施術、墨黒の場合は10回程の照射が必要な場合も。費用がそれなりにかかることはもちろん、ゴムで弾かれるような痛みを伴う場合もあり時間もかかります。医療機器は進歩していますが、皮膚を完全な元の状態に戻すことはできません。

2024年『美ST』3月号掲載
取材／佐藤理保子　編集／矢實佑理