FEMTECH
腟はお肌と同じように年齢を重ねれば変化が訪れます。しかしケアの方法がわからない美ST世代が多いのも事実。そこでプロにフェムケアの方法を教えていただきました!
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目次
A.デリケートゾーンは弱酸性なので、洗浄力の強い弱アルカリ性のボディソープはNG
デリケートゾーンは基本的に一日一回、ぬるま湯で洗えばOKです。腟の中は自浄作用があるので絶対に洗わないでくださいね。専用ソープは弱酸性で肌にやさしいものが多く、抗炎症作用や消臭作用など目的にあわせて取り入れてみましょう。
A.外陰部まで塗り、粘膜部分は避けて
デリケートゾーン用の美容液やオイルは化粧品になるので、塗るのは大陰唇・小陰唇の外側・会陰といったいわゆる外陰部までになります。腟の中や粘膜部分には使えません。外陰部にやさしく塗る、擦らない、塗りすぎないように。
A.前側からやさしく拭きましょう
デリケートゾーンの拭き方は前から後ろ。特に大便の後は菌が移動してしまうので後ろから前には拭かないこと。顔と同じで摩擦はたるみの原因になるので、ゴシゴシ拭かず、ポンポンと押さえるようにやさしく拭きましょう。
A.経皮吸収されるので大丈夫です
専用の美容液やオイルでケアをした後、トイレに行って拭いてしまったという経験があるのでは。塗り直しが必要?と心配しなくて大丈夫。薬もですが、30分から1時間経っていたら経皮吸収されているので表面を拭いても問題ありません。
A.私はボクサーパンツを穿いてます
宿泊先にショーツを持参するのを忘れてしまい、コンビニでたまたまボクサーパンツを購入。コットンで通気性や肌触りがよく、締め付けない下着が理想的なのでボクサーパンツの優秀さに気付きました。かゆみや蒸れに悩む患者さんにも勧めています。
A.ズバリ発酵食品です
腟と腸は隣接しており、どちらも乳酸菌であるラクトバチルス属が善玉菌なので、腸活によい食べ物は腟にも良いものが多いです。具体的には、納豆やキムチ、ヨーグルトなどの発酵食品がオススメ。ちなみに過度のお酒は腸内フローラが乱れることがあるので腟にもNGです。
A.主に乳酸菌が腟内環境を良好にします
個々の商品によって違いはありますが、ラクトバチルスロイテリ菌など乳酸菌配合のものが多いようです。腟に良い食材でもお伝えしましたが、乳酸菌は腸に良いので、腸に近い腟にも良い影響を与えると考えられています。
A.ケーゲル体操です
おしっこを途中で止める、肛門をギュッと締めるときに使う筋肉が骨盤底筋。その骨盤底筋を鍛えるケーゲル体操は簡単!例えば背骨のいちばん下にある三角形の骨=仙骨をまっすぐに立てるように腰を起こして姿勢よく座り、肛門・腟・尿道をギュッと締めて3秒キープしたら10秒リラックス。それを10回繰り返します。
会議中だってできちゃいますよ。
A.よく言われる「介護脱毛」目当てなら必要ないかも
お婆ちゃんになると下の毛はだいぶ減るので、もし介護脱毛が目的ならあまり心配要りません。VIO脱毛のメリットとしては蒸れにくい、生理のときに楽、毛が落ちないので掃除が楽。デメリットはお金がかかる、痛い、施術直後の肌荒れになります。
\教えてくれたのは/
宮本亜希子先生 日本専門医機構認定 産婦人科専門医
産婦人科の保険診療はもちろん、婦人科形成・腟レーザーなど自由診療もあわせ東京銀座で2院、横浜元町、名古屋のクリニックに勤務。Medytox社認定 腟ヒアルロン酸注入指導医として正しい施術の普及に努める。
本記事は、美ST編集部が取材・編集しました。「美ST」は16年以上にわたり、40代&50代女性の美容とライフスタイルを追求してきた月刊美容誌です。
『美ST』2025年11月号掲載
撮影/渡邉明日香(人物)、河野 望(静物) イラスト/別府麻衣 文/西岡直美、菊池真理子 再構成/Bravoworks,Inc.
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2025年11月16日(日)23:59まで
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