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40代50代になると夫婦間のセックスレスは加速しがち。そんな時、女性側が「レスを解消したい」と思い立って露骨なアプローチをし、パートナーに引かれてしまって逆効果になる、というのはよくある話です。とはいえ、できることなら気軽に触れ合える仲の良い夫婦でいたいと思うのは自然なこと。今回は、相手にプレッシャーをかけない〝スキンシップ〟について、実際に夫婦関係が改善した実例と、識者のアドバイスをご紹介します。
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神奈川県に住む49才の聡美さん(仮名)は、ブライダル撮影などを中心に活動するカメラマン。16才の息子を持つワーキングマザーです。出版社の社員である53才の夫とは、およそ5年間セックスレスが続いています。
2人目の妊娠が頭にあった40代前半は不満に思うこともありましたが、更年期に入ってからは諦めモードに。会話やスキンシップも激減し、最近ではヨガスタジオに通ってストレス発散をしたり、アロマテラピーを学ぶなど趣味に打ち込んでいました。
そんな時、ママ友から「夫にギターを教えてもらったところスキンシップが増えて、仲もよくなった」という話を聞きます。
ママ友の影響を受けて、夫に「ヨガのDVDを買ったから一緒に家でヨガをやらない?」と持ちかけたところ、「肩こりで困っていたから」と夫も快諾してくれました。ヨガインストラクターの資格を持つ聡美さんが手とり足とり指導をすることになり、夫の腰痛も改善。それ以来、2人で青空ヨガのイベントに参加したり、アロマの勉強の練習台として肩をアロマオイルでマッサージしたりするようになり、グンと共通の会話が増えました。
セックスレス自体は解消していませんが、「なんとなく肌が触れ合うことに抵抗感がある」という感覚はなくなったといいます。
聡美さんのように長くセックスレスだった夫婦が、軽いスキンシップを意識することで夫婦仲が改善されることは多いのでしょうか?
カップルが触れ合うことにフォーカスした製品を販売するブランド「CARESSA(カレッサ)」を展開する、株式会社TENGAの広報・金子楡さんにお話を伺いました。
「お客様の声を聞いていると、マッサージをはじめとしたスキンシップが2人の関係性や会話に良い影響を与え、親密度が高まったと実感しているカップルが多いと感じます。CARESSAのアンケート調査では、『(マッサージをしたことで)2人の関係性やコミュニケーションの質は良くなった?』との質問に『はい』と回答した人が86%となりました。
また、『(マッサージをしたことで)パートナーとのスキンシップに前向きになれた?』という質問に対しても『はい』が83%に。『ゆっくりと相手の肌に触れると愛おしさが増します。慈しむような気持ちで丁寧にマッサージできました。本当に大切にしたいなという気持ちがわいてきました』『マッサージの時にも会話するので会話の量も増え、楽しんで会話できています』などの回答も寄せられています」(金子さん)
「いきなり性的なタッチをするのは恥ずかしいという方も多いと思うので、まずは軽いボディタッチから始めてはどうでしょうか? その際に、ただの軽いタッチではなく、ゆっくりとしたフェザータッチを取り入れてみるのがおすすめです。
皮膚にある神経線維のC触覚線維は、1秒間で5㎝程度のスピードで触れると活性化するそうです。それにより、『心地よい』というポジティブな気持ちが生まれます」(金子さん)
もう少し自然に触れ合えるような関係性であれば、やはりマッサージはおすすめだといいます。
「お互いをマッサージすることで、体調管理にもつながりますし、親密度が増すことも期待できます。手でももちろんよいですが、マッサージ用アイテムを使うとより心地よさが増すことも。一例としてCARESSAの℃-STONEというアイテムは、ハワイや東南アジアで人気のホットストーンセラピーをモチーフにした温感デバイスで、技術がない方でも簡単にご自宅でパートナーとマッサージを楽しめます*1。
マッサージアイテムを使えば、日々のリラクゼーションにもなりますし、セクシュアルな雰囲気を作るきっかけにすることもできる利点があります」(金子さん)
「私たちが以前とった調査*2の中で、『セックスとはどういう行為をすることだと思うか(セックスの定義)』を尋ねてみたところ、人によって何をセックスと捉えているか異なることが分かりました。 最も多かったのは『性器の挿入を伴う行為』で84.7%でしたが、『性的に体を触り合う』56.0%、『裸で抱き合う』44.5%、『唇や舌で相手に触れる』39.7%と、約4割〜5割の人は『挿入以外の行為』もセックスだと捉えています。 また、『キス』がセックスと考える人も25.0%いました。さらに、『ハグをする』『好意を伝え合う』といったことも、1割以上の人が セックスであると答えており、セックスの定義は人それぞれのようです。
セックスレスで悩まれているという方は、『セックス(挿入行為)をする・しない』の0か100かで考えるのではなく、どの行為なら今日はOKなど、パートナーと対話してみるとすれ違いをさけることができそうです。
例えば『疲れているときは時間をかけたセックスをするのは難しい、でも10分程度の軽いスキンシップならOK』『挿入を含むセックスは月1回がいいけど、ハグや添い寝は毎週末OK』といった考え方もできますよね。お互いにとってどうすれば無理なくスキンシップが取りやすいのか話し合ってポイントを探ってみてくださいね」(金子さん)
教えてくれたのは…株式会社TENGA 広報 金子楡さん
早稲田大学国際教養学部卒。学生時代のノルウェー留学を経てフェムテックやセクシュアルウェルネスに興味を持つ。2022年に株式会社TENGAに入社。irohaやTENGA、CARESSAのPRを担当。
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取材/星子 編集/根橋明日美 イメージ写真/PIXTA
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