真夏は髪がペッタンコ…という人は試して！意外と簡単な「髪の乾かし方」

湿気に負けない髪になるには、基本のブローを見直すことが肝心。人気ヘアスタイリストが教えるハンドブローのテクニックを、続々と登場する高性能のドライヤーとともに紹介します！今回はペタンコ髪に悩む読者がボリュームアップを叶えるブローに挑戦。コツをつかめば、ふんわりヘアは自力で作れます！

胸元レングスのワンレン。元々髪が少ないですが、加齢によりトップの髪の薄さが気になるようになり、梅雨時期はぺったんこに。

まずは衿足から乾かします。手グシを斜め上に通しながら風を下から当て、衿足の根元を立ち上げることが大切です。

後頭部の髪を上に持ち上げ、風を下から当てて乾かします。根元をしっかりと立ち上げ、トップがペタンとするのを防いで。

内側が乾いたら次に表面を。髪を斜め上に掴みながら風を前から当てます。根元が潰れないように弱めの風にします。

サイドはキープミストをなじませてから乾かします。根元が立ち上がるように手グシを通し、ミストを下から吹きかけます。

根元が立ち上がるように、手グシを上に向けて通しながら風を下から当てます。手グシを何度も通し、空気を含ませて。

トップにもミストを。根元が立ち上がるように髪を持ち上げ、根元に吹きかけます。後頭部付近にも吹きかけるのがコツ。

トップの根元が立ち上がるように引き出し、下から風を当てて乾かします。仕上げは根元に冷風を当てて、毛流れを固定して。

普段の毛流れと逆に分け目を作ります。根元が潰れないように、髪を持ち上げながらふんわりと手グシを通して。

分け目と逆に取った毛束を少し元の流れに戻し、仕上げのハードスプレーを。根元が立ち上がった状態で内側にも吹きかけます。

トップの根元が立ち上がるようにドライし、普段の毛流れと逆に分け目を作ったのがポイント。ふんわりとした高さが出て、若々しく。

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2024年『美ST』8月号掲載
撮影／木村 敦（Ajoite）〈人物〉、河野 望〈静物〉取材／よしだなお