「昔っぽい巻き髪をどうにかしたい…」古く見えない大人の髪型づくりのコツ

コテやストレートアイロン、持ってはいるけどイマイチ使いこなせていない人、注目！大人気サロン・Violetの前原穂高さんに最新かつ最適な使い方をじっくり教わりました。今回は“美ST世代あるある”悩みを解決します！

コテはよく使いますが、ついついしっかり巻きすぎて昔っぽい仕上がりになりがちです。コテのサイズが細いのも原因？

リバース巻きと内巻きでつくった軽やかな仕上がり。目に少しかかるかきあげバングの毛流れがおしゃれ度を一気に高めてくれます。ルーズでナチュラルな巻きが今っぽさの決め手に。

もともとのレイヤーを生かして軽やかな仕上がりに
今っぽい巻きをつくるならやはり太めのコテがベスト。ゆるくて大きなカールで、エアリー感のあるスタイルに仕上がります。ほぐすことで実現するゆるさがポイントです。

大きなカールが長持ちする四角い（！）アイロン
髪をしっかり巻きつける四角いパイプのカールアイロンは太めの40mmを。Repit スクエアバー 40mm ￥24,200（クレイツ）

①リバース巻きと内巻きでつくるルーズなスタイル
両サイドはリバース巻きをして縦にコテを引き抜く。耳後ろの毛束は内巻きに。仕上げに後ろの毛束を前に持ってきて、サイドと同じリバース巻きに。

②前髪は根元からかきあげて空気を入れて
前髪をコテでサイドに流したら、トップを手ぐしで無造作にかきあげて毛流れをつくります。このひと手間で今っぽい空気感が。

③巻いた毛先をほぐしてゆるふわスタイルの完成
毛先もリバースに巻き、手ぐしでカールをほぐして。きれいに巻いたままではなく、ほぐすことで令和的な巻き髪になります。

2024年『美ST』4月号掲載
撮影／木村 敦（Ajoite）　ヘア・メーク／前原穂高（Violet）　スタイリスト／栗尾美月　取材／古川延江　編集／中畑有理