【簡単ヘア】肩につく長さの大人が見違える！プロ直伝の最新スタイリング法

コテやストレートアイロン、持ってはいるけどイマイチ使いこなせていない人、注目！大人気サロン・Violetの前原穂高さんに最新かつ最適な使い方をじっくり教わりました。

ほどよいカール感とカジュアルな毛先の動きが魅力のニュアンスストレート。大人しい印象になりがちなミディアムストレートが今っぽく軽やかな仕上がりに。

ストレートをベースに毛先に内巻きと外巻きをミックスしたニュアンスのある仕上がり。広がりやパサつきを抑え、柔らかな質感に。

湿度の高い日はクセが出て広がりやすいのが悩みですがトップはペタンコになりがち。全体のパサつきも気になります。（宇野さん）

SIDE:サイドにつなげた前髪が輪郭もふわっとカバー
顔周りに動きが出てフェイスラインを上手にカバー。ストレートベースでも毛先が軽くなり、表情も明るく見えます。

BACK:クセを生かしたふんわり外ハネのバックスタイル
広がりやすいクセをストレートアイロンで調整しながら、ワンカール外ハネに。カジュアルさと華やかさを両立。

①ストレートアイロンの前に根元のクセを指でほぐして
前髪の根元を指で左右に揺らして、クセをほぐします。そうすることでこの後のスタイリングがきれいに仕上がります。

②根元をアイロンでしっかりのばします
分け目をまたいで前髪の毛束をとり、根元から2～3センチをストレートアイロンで挟みながら行ったり来たりを3～4回繰り返す。

③アイロンを引き抜くときは丸みを意識して
2で根元をのばしたら、前髪の毛束をおでこから浮かせてアイロンを毛先まで滑らせて。内巻きにしながら抜いて毛先に少し丸みを。

①サイドの毛束はワンカール内巻きに
サイドの毛束の毛先から1／3をアイロンで挟み、90度内巻きに回転。そのままアイロンを下におろし、毛先でゆっくり引き抜いて。

②前髪とフェイスラインの髪を合わせて毛流れを
前髪とフェイスラインの髪の中間あたりを合わせてアイロンで挟み、外側に流せば顔周りの毛流れの完成。

毛先の外ハネワンカールと顔周りの内巻きでニュアンスのある仕上がりに
①後ろの毛束を中間から挟んで下に滑らせ、毛先を外側に向かってワンカールさせて外ハネに。②サイドの毛束も1と同様にワンカールの外ハネに。毛束は髪の表面側と内側に分けてから挟むと毛先のカールが重なり合い、より立体感のある仕上がりに。

髪のクセやうねりを真っ直ぐにするのに最適なのがストレートアイロン。さらにワンカールさえ覚えれば、今っぽヘアが簡単につくれます。
ダメージを抑えシルクのような質感に。SALONIA スムースシャイン ストレートヘアアイロン 24mm グレー￥13,200（I –ne）

2024年『美ST』4月号掲載
撮影／木村 敦（Ajoite）　ヘア・メーク／前原穂高（Violet）　スタイリスト／栗尾美月　取材／古川延江　編集／中畑有理