HEALTH
のどの役割は呼吸・飲み込み・発声の3つ。この3つの機能は、のどと呼吸筋のトレーニングを行うことで高められます。トレーニングといっても隙間時間に簡単にできるものなので、楽しみながらトライしてみて!
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一番手軽でおすすめなのは喋ること!会話のときに使う筋肉の一部は飲み込むために使う筋肉でもあるので、会話など発声することで、のどレと呼吸トになります。
舌を出したり引っ込めたりして鍛えるベロ出し運動。舌を伸ばすと舌の筋肉だけでなく、その奥にある飲み込むための筋肉も同時に鍛えることができ、唾液の分泌もよくなります。
①口を大きく開けて「アカンベェ」のように舌を出したり引っ込めたりする運動を2~3回繰り返す。
②舌先を左右にできるだけ大きく動かす運動も2~3回繰り返す。確認のため鏡を見ながら行うと効果的です。
舌の動きが悪くなると滑舌が悪くなります。滑舌の悪さを改善するのには早口言葉が効果的!ベロ出し運動とセットで、早口言葉をゲーム感覚で3~5回繰り返してみましょう。
初級▶︎▶︎
・バスガス爆発(ばすがすばくはつ)
・生麦生米生卵(なまむぎなまごめなまたまご)
・赤巻紙青巻紙黄巻紙(あかまきがみあおまきがみきまきがみ)
上級▶︎▶︎
・武具馬具武具馬具三武具馬具合わせて武具馬具六武具馬具
(ぶぐばぐぶぐばぐみぶぐばぐあわせてぶぐばぐむぶぐばぐ)
・お綾や母親にお謝りお綾や八百屋にお謝りとお言い
(おあややははおやにおあやまりおあやややおやにおあやまりとおいい)
・新人シャンソン歌手総出演の新春シャンソンショー
(しんじんしゃんそんかしゅそうしゅつえんのしんしゅんしゃんそんしょー)
しっかり発声するためには、舌だけでなく口をしっかり動かさないと発音しにくい「ぱ」・「か」・「た」を毎日それぞれ10回ずつ発声練習することで、滑舌がよくなります。
\教えていただいたのは/
池袋大谷クリニック院長 大谷義夫先生
日本呼吸器学会専門医・指導医。呼吸器疾患・アレルギー疾患・内科疾患・睡眠医療に従事。専門性が高く幅広い知識と歯切れよくわかりやすい解説で、テレビや雑誌などのメディアに多数出演している。
のどトレや生活術を解説した大谷先生の近著『「よくむせる」「せき込む」人のお助けBOOK』¥1,540(主婦の友社)
2024年『美ST』8月号掲載
撮影/加治屋圭斗 モデル/殿柿佳奈 ヘア・メイク/Sai スタイリスト/柿田たみか 取材/菊池真理子 再構成/Bravoworks,Inc.
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2024年12月16日(月)23:59まで
2024年12月16日(月)23:59まで
2024年11月16日(土)23:59まで
2024年11月14日(木)23:59まで
2024年11月16日(土)23:59まで