激しい運動＆食事制限なし！【８週間で８kgダイエットする方法】体質革命のプロ監修

40代50代に無理なダイエットはNG。食事と運動を軸にじっくり取り組めばリバウンド＆老け見えせず理想のボディは叶います。今回は今話題の“本気の体質革命”「beetto」をベースに、健康的に8週間で8kg減を目指すメソッドを考案！ 今すぐ始めれば5月には8kg減も夢じゃありません！

「8kg痩せるために過度な食事制限やハードな運動をしても、老け痩せやリバウンドにつながるだけ。内臓や筋肉など改善すべき目的に沿って、食と運動をフェーズ分け。段階的にケアすることで、無理なく体重を落とすのが、このプログラムの特徴です。減量のほか、体の不調が改善されたり、美肌にもつながり、体も心もご機嫌に！」（岩井さん）

血糖値の乱高下を繰り返すと、筋肉は膨張し、血管の弾力はなくなります。最初の2週間は血糖値を安定させる食事と4つの筋ストレッチで、血流を改善！

筋肉を限界まで伸ばすことで伸びない質の悪い筋肉を取り除き、細くしなやかで健康的なボディに導きます。

1、2週目で筋肉・血管の弾力性を作り全身に血液を供給する環境が整いました。3、4週目は腹圧ストレッチでさらに血流を高め、免疫細胞を活性させます。

血液循環には筋肉、血管に加え呼吸器である肺も重要。酸素を体に取り込み横隔膜を動かし、内臓に圧をかけることで血流もUP。

心肺機能アップのためウォーキングを。心拍数120～180の間をキープし、平らな道を一定のスピードで。手を後ろに振り、歩幅を広くとるのがコツ。

呼吸は骨盤から首にかけての姿勢を保つ筋肉に守られた、胸郭と横隔膜を使って行われます。正しい姿勢と深い呼吸は、基礎代謝が向上して痩せ体質に。

背中が硬いと痩せられません！ 背中が柔らかい人は後頭部、両肩、お尻の3点がしっかり壁につきます。ストレッチ前にチェックを。

大きな背中の筋肉を動かすことで、血流の改善だけではなく、脂肪燃焼やむくみ改善にも。背骨の可動域が広がると自律神経も整いやすくなります。

ここからは心肺機能を高めるため踏み台昇降20分をスタート。踏み台の高さは20cm程度で行って。走れる人は週に4回を目標にランニング25分でも可。

胃腸に関係する神経を狙うエクササイズと腸活食事で、腸をケアする1週間。肌は腸の状態を映しだす鏡。腸を整えると肌も整います。

脊髄を中心に大きく体をひねりながら全身を使うエクササイズを。胃や腸をひねって刺激を与えることで内臓のマッサージ効果が。

真っすぐに立ち、手を後頭部で組む。体の軸がぶれないよう、肘と膝を脇腹のあたりでできるだけ近づけるように動かす。2分間動き続けて。

背筋を伸ばし手を後頭部で組む。体の軸をキープしたまま、肘と逆側の膝をお腹の前でできるだけくっつけるように動かす。2分間動き続けて。

5週目の運動を継続。

体作りの最終調整。1〜6週目のストレッチや運動を再確認しつつ、筋バランスを整え、心肺機能を高めて。食事面では6週目に続きプチ断食で内臓をデトックス。

健やかに8kg痩せて生まれ変わったよう！気分も安定して、いつもご機嫌な私に♪

2025年『美ST』3月号掲載
撮影／豊田 亮　ヘア・メイク／陶山恵実（ROI）　モデル／吉村ミキ　スタイリスト／乾 千恵　取材／佐藤理保子　再構成／美ST ONLINE