HEALTH
加齢とともに睡眠の質は低下し、満足できていない人が増加中。キレイのためにも重要な眠り。快眠の重要性を睡眠のプロに解説していただきました!
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「日本睡眠学会総合専門医・指導医、日本睡眠学会評議員。東北大学大学院医学系研究科修了(医学博士)。東北大学病院精神科で助教、外来医長を務めた後「睡眠総合ケアクリニック代々木」院長を経て、’17年開院。’14年に全米ナルコレプシーネットワーク最優秀研究者賞を受賞。著書に『仕事が冴える眠活法』(三笠書房)他。」
30代~50代女性は、家事・育児・仕事の両立で多忙なため、寝不足や不規則な生活、それに伴う悩み・不安からのストレス性の不眠に。また更年期の症状としての睡眠時無呼吸症候群等の発症も、この世代の睡眠の悩みに繋がります。眠りを維持するのも「脳」の機能であるため、加齢とともに中途覚醒・早朝覚醒しやすくなり、さらに必要とする睡眠時間も短縮傾向にあることが指摘されています。
睡眠の目的は心身の疲労回復。運動負荷が減ること、基礎代謝が下がることが一因とも。睡眠負債が続くと、高血圧・糖尿病・高脂血症などの生活習慣病のリスクも高まります。また、寝不足により脳の老廃物の排泄や精神疲労の回復が不十分になり疾病のリスクも上がるとされていますので、美と健康のためにも日々睡眠改善を目標に健やかな眠りを。
健康の抱負第3位に「睡眠」が急浮上
2024年12月に実施された(20歳以上の男女575名対象)「新年の健康の抱負」に関するアンケート調査結果より。睡眠の質や環境について課題を抱えている人が年々増加傾向に。特に女性の更年期世代には深刻な問題に。
睡眠に満足できていない人が増加傾向に
日本人の睡眠時間は世界でワーストにランクインするうえに、昨今は「疲れているのに寝れない!」「寝てるのに疲れが取れない!」と悩んでいる人も。満足している人は3割弱で、睡眠に課題を感じている人が多いという結果に。
出典:ドリームファクトリー
まずは歳を取ると「眠りの質が悪くなる」「早く目覚める」「昼間に眠くなる」ものだと理解を。質の良い睡眠を得るためには、睡眠環境を整えることも大切。室温16℃(冬場)〜26℃(夏場)、湿度50〜60%の静かな環境が最適といわれています。また一朝一夕には解決しないので今一度、日頃の生活習慣を見直してみましょう。
2025年『美ST』4月号掲載
取材/大佛摩紀 イラスト/ノグチユミコ デザイン/スズキのデザイン 編集/小澤博子 再構成/Bravoworks,Inc.
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2025年11月16日(日)23:59まで
2024年11月16日(土)23:59まで
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