HEALTH

【日中眠くてヤバすぎ】悩みの54歳がプロの教えで睡眠を改善してみたら…

加齢とともに睡眠の質は低下。総睡眠時間や深睡眠が減り、中途覚醒が増えるデータも。今回は寝ても寝ても眠くなってしまう美STライターの睡眠改善方法をご紹介!

すやすや美人になりたい!

寝ても寝ても眠くなってしまうんです

美STライター 平井ゆみ(54歳)

【平均睡眠時間:10時間+1時間昼寝】
365日美白派。美肌のために睡眠も重視、平均睡眠時間は10時間確保。最近は寝すぎで支障が出るように。

Before

日中困っている悩み
ヨガに行くと寝てしまう、映画は最後まで観れない、PC作業中眠くなり時間がかかる

今まで試してみたこと
寝る時、部屋は真っ暗にする、枕は赤ちゃん用のガーゼをカバー代わりに、昼寝

タイムスケジュール

7:40 起床
8:35 朝食・家事・夫送迎
10:00 娘送迎・買い出し
11:00 仕事
12:00 自宅にて昼食
13:00 PC作業、休憩
15:00 Zoom打合わせ
16:40 入浴
17:30 携帯推し活タイム
19:00 夕食
21:30 就寝

After

今回やってみたこと

こう変わった!
睡眠時間は変わりませんが、日中の眠気がなくなりました。運動を取り入れたことで安眠でき、体も軽快に。映画もヨガも眠らないようになりました。

タイムスケジュール

7:40 起床
8:35 朝食・家事・夫送迎
10:00 娘送迎・買い出し
11:00 仕事
12:00 昼食後ウォーキングをする
15:00 仕事
16:40 入浴後家事
17:30 夕食
21:00 娘を駅までお迎えに
21:30 就寝

改善してみて…
改善してみて…
子供時代からよく寝ていましたが、今でも9〜10時間は寝ています。日中、眠くなる時は午後に昼寝をすることも。ただ最近は、生活に支障が出ることもあるので、睡眠時間より質を重視することにしました。まずは、昼寝していた時間にウォーキングをし、無理のないほどよい運動を。食事はラムなどの鉄分が多い食材をプラスしてバランスを考え、夜のスマホはなるべく控えました。少しずつ体力もついたようで、映画も2時間最後まで観賞できるように。

眠りの質向上のために食事や運動を見直すこと

院長・中村真樹先生 青山・表参道 睡眠ストレスクリニック

平日に6時間前後の睡眠プラス休日などに平日より2時間以上長く寝てしまう場合は、平日の睡眠負債が疑われ、平日の睡眠時間を7〜8時間まで延長が必要です。睡眠時間が以前と変わりないにもかかわらず、睡眠時間が延長した場合、眠りの質を悪くする病気(睡眠時無呼吸症候群や鉄不足、貧血など)が疑われるため、睡眠クリニック受診をお勧めします。

日本睡眠学会総合専門医・指導医、日本睡眠学会評議員。東北大学大学院医学系研究科修了(医学博士)。東北大学病院精神科で助教、外来医長を務めた後「睡眠総合ケアクリニック代々木」院長を経て、’17年開院。’14年に全米ナルコレプシーネットワーク最優秀研究者賞を受賞。著書に『仕事が冴える眠活法』(三笠書房)他。

※個々の原因は様々で単一の症状に対して「これをやれば改善する」というものではありません。睡眠状態に影響を与えるものの見極めはクリニックに相談を。

2025年『美ST』4月号掲載
取材/森島千鶴子 イラスト/ノグチユミコ 再構成/Bravoworks,Inc.

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