HEALTH
毎日のように野菜を見て、触って、感じた事実を基に、独自の野菜の見方・食べ方を確立してきた内田 悟さん。これまでの常識を覆すような、新たな野菜の魅力に出合える連載です。第17回のテーマは、盛りの「ゴーヤー」です。
ゴーヤーの目利きどころ
ゴーヤーは夏の救世主。
ひと手間かければ
料理の幅が広がります
ゴーヤーの濃い緑色は、熱帯の太陽からその身を守る、強い抗酸化力の証し。加熱調理しても損失が少ないビタミンC、カリウム、カルシウム、マグネシウムも豊富で、暑さで疲れた肌や体の回復を助けてくれます。
「ゴーヤーはまさに、夏の救世主。ただ、あの苦みがちょっと……という人もいるでしょう。何を隠そう、僕もその一人(笑)。苦みは、油調理や、豚肉などの動物性たんぱく質と合わせることで緩和されますから、『ゴーヤーチャンプル』は理にかなった料理です。だけど、そればっかりじゃ、つまらないよね。そこで今回覚えていただきたいのが、ゴーヤーの下処理。余分な苦みやえぐみが取れて、一気に使い勝手のいい素材になります。もうひとつ、ゴーヤーの調理で大事なのは、切り方。縦に切るのと、横に切るのとでは、歯応えだけでなく味わいがかなり違います。今度ゴーヤーを調理する際は、ぜひ食べ比べて、その違いを体感してください」(内田さん)
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2024年12月16日(月)23:59まで
2024年12月16日(月)23:59まで
2024年11月16日(土)23:59まで
2024年11月14日(木)23:59まで
2024年11月16日(土)23:59まで