HEALTH

「美女皮膚科医5名が毎日食べている」…食卓でもおなじみのモノが気になる!

治療や研究で培った豊富な知識を有し、美容や健康の面でも圧倒的な信頼を寄せられるドクターの方々。そうした知識を、実際のご自身の生活にどう活かして、普段の食べ物選びや食事に役立てているのか気になる人も多いのではないでしょうか。今回は、美STの美肌企画や健康企画でもお馴染みの美容皮膚科医5名、慶田朋子先生、髙瀬聡子先生、先山史先生、金井莉沙先生、平岡美樹子先生の朝食にフォーカスしました。

毎朝必ず食べるフルーツ+αが一日の美の支えに

フルーツヨーグルトとミルクコーヒーの朝食。果物は季節により変わりますが、苺、ブルーベリー、バナナ、パイナップル、みかん、柿、リンゴ、キウイ、ブドウなどを、少しずつ多種類。ヨーグルトと一緒にポリフェノールやビタミンCを摂取し、紫外線対策と腸内環境を整えます。ヨーグルトは、カスピ海ヨーグルト、明治ブルガリアヨーグルト(プレーン)を順番に食べています。そうすることで、複数の乳酸菌を摂取できます。
ミルクコーヒーは、コーヒーのカフェインで目を覚まし、乳製品もとれます。ポリフェノール、ビタミン、食物繊維、発酵食品、乳製品など生活習慣病予防になる食事は、全部肌にも良いんです。(慶田先生)

銀座ケイスキンクリニック 院長
慶田朋子先生・美容皮膚科医 

東京女子医科大学医学部卒業。医学博士。解剖学やインナーケアを熟知したうえでの豊富な症例、技術指導医としての経験を元に、「切らないハッピーリバースエイジング」を叶える。TVコメンテーターとしての出演も多く、厚い信頼を得ている。

朝はグラノーラとアサイーフルーツのチアシードがけ。グラノーラやチアシードは食物繊維を多く含むため、便通を良くし腸内環境を整えます。さらにビタミンEも豊富で血行促進の効果も。アサイーやバナナなどのフルーツは、鉄分やミネラル類も豊富。不足しがちな栄養がバランスよくこれ一品で摂取できます。
おかげで、更年期にさしかかるこの年齢でもパフォーマンスよく動けていて、体力があるほうかもしれません。肌のトラブルも少ないです。(髙瀨先生)

ウォブクリニック中目黒 院長
髙瀬聡子先生・美容皮膚科医

慈恵医科大学卒業。慈恵医科大学付属病院皮膚科医に入局し、アトピー外来、レーザー外来などを担当。近著に『お肌は最強の「バリア」です!美容皮膚科医が教える<病気>と<老化>を防ぐ肌を育てる方法』。分子栄養学の知見が高く、「遅延型アレルギー検査」導入の先駆けとなる。

朝は時間がゆっくりとれず、ごく簡単に済ませます。豆乳ヨーグルトにバナナと蜂蜜を混ぜたものと、コーヒーにはMCTオイルをひと匙入れてブラックで。豆乳ヨーグルトは高たんぱくで、食物繊維も豊富。大豆イソフラボンも摂取できます。バナナはビタミンB1やカリウムが豊富ですが、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維両方の働きを持つ難消化性デンプンでもあるので、腸内環境を意識してできるだけ頻繁に食べます。熟しきっていない固めのものが好き。
蜂蜜は、ビタミン・ミネラル・アミノ酸が豊富な、ハニープロポリス、ローヤルゼリー、ホワイトローハニーなど、徹底した品質管理の元採取された、安心・良質なものを選びます。(先山先生)

ふみビューティクリニック梅田 院長
先山 史先生・美容皮膚科医 

帝京大学医学部卒業。同大学病院等で形成外科医として10年間勤務したのちに、美容皮膚科医として経験を積み、ふみビューティクリニックを開院。美しさのために自分自身が受けたい、続けたいと思う治療を実践している。

仕事の関係で夕食を遅い時間に食べることがあり、その際は朝食を食べません。無理して朝食をしっかりとると、食欲が増して体調のバランスを崩すことがあるので、お腹がすいているときだけ食べるようにしています。仕事のある日はコーヒーのみ。お腹がすいていればバナナや苺などの果物を少しいただきます。休日はお腹がすいていれば、パン、サラダ、スープ、目玉焼きなどの朝食を食べます。(金井先生)

セレクトクリニック
金井莉沙先生・美容皮膚科医 

岩手医科大学卒業。美容医療を感じさせないナチュラルな注入や美肌治療が人気。ダイエットやインナーケアからの美肌相談や指導など、美容を全身トータルで捉えてアドバイスも。

パンケーキ、ゆでたまご、オレンジ、ハーブティーの朝食。起きたばかりなので消化器に負担がかからない食事を心がけています。脂っぽいものは避けて、ビタミン・タンパク質が豊富なものをメインに。ソーセージやハムを食べることもあります。そして、温かいお茶で体を温めます。家で栽培しているハーブを朝摘んできてハーブティーに。この日は、ミントやレモングラス、ローズマリーをミックス。リラックス効果、抗酸化作用、脳の活性化、血流促進、抗炎症作用など、穏やかですがたくさんの効果を得られますよ。(平岡先生)

銀座リシェスクリニック 院長
平岡美樹子先生・美容皮膚科医 

東京大学医学部卒。東京大学医学部付属病院、虎の門病院、日本赤十字社医療センターなどを経て現クリニック院長に。注入や目元の整形を得意とし健康的な美しさを目指している。

取材/金子美智子 編集/浜野彩希

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