HEALTH
血管を若々しく保つには、夜の過ごし方も大切。夕食後は座らずに動き、入浴は血圧の急上昇を防ぐ入り方を。さらに寝返りしやすい環境を整えて、睡眠中の血流もサポートしましょう。
【目次】
血管年齢が若い人は、実際に見た目も若々しいです。首の血管から割り出した血管年齢は、見た目年齢やシミの面積とも相関すると、研究で確認されています。外来診療でも血管が健やかになると男女ともに肌ツヤが改善し若返った印象になるケースが多く、血管は健康だけでなく美容の土台とも言えます。
酸化ストレス・糖化(AGEs)・活性酸素などによって血管内皮が傷つき、慢性炎症が起こります。この慢性炎症こそが老化・肌荒れ・シミ・動脈硬化などの原因に。痛みがなくても、くすぶる炎症は体内で進行します。美容のために顔だけケアしても根本改善にはならないので、ウォーキングや運動、NO(一酸化窒素)の分泌促進で全身の血流を改善し、血管力を高めることが重要。血流が悪いままだと、毛細血管が機能を失う「ゴースト血管」に。ただし生活習慣の改善で何歳からでも再生する可能性があるので、諦めずに実践してください。
\血管先生と呼ばれています/
池谷敏郎先生
医学博士。池谷医院院長。専門は内科・循環器科で血圧と動脈硬化について研究。自身も長年血管ファーストな生活を続けているので、60歳を超えた現在も血管年齢は30代と若さを誇る。
■ 20代の頃より体重が10kg以上増えた‥(リスク度1)
■ 日頃歩くことが少ない‥(リスク度1)
■ 食後に甘いものがやめられない‥(リスク度1)
■ 生活のリズムが不規則‥(リスク度1)
■ 完璧主義でイライラすることが多い‥(リスク度1)
■ 階段よりエスカレーターやエレベーターを選びがち‥(リスク度1)
■ 手足が冷えやすくなった‥(リスク度1)
■ 親やきょうだいに心臓病や脳卒中になった人がいる‥(リスク度1)
■ 自身やパートナーがタバコや電子タバコを吸っている‥(リスク度3)
■ 閉経した‥(リスク度3)
■ 食後、眠気を感じることが増えた‥(リスク度3)
■ 高血圧 or 糖尿病 or 脂質異常症である、またはその傾向がある‥(リスク度3)
【判定】
リスク度合
(0~2) 血管力は正常と考えられる
(3~5) 血管力は低下している可能性がある
(6以上)血管力は低下している可能性が高い
血糖値が急上昇するタイミングには、体を動かして!
食後30分経った頃は、食事で摂取した糖質が体内で分解されて血糖値がグッと上がってきます。そのタイミングに座ったり横になったりせず、体を動かしていることで糖質を消化できて血糖値の急上昇を防げます。特に夕食は朝昼晩の3食の中でも食事内容が多く、夜は脂肪を溜め込みやすい時間帯なので全く消費しないと内臓脂肪として蓄えられやすいのです。すぐに食器洗いすることで、血糖値の急上昇を阻止できて、気分までスッキリ♪
血管を一気に収縮させないオヤジ的入浴法
湯船に入るとき、熱いお湯に勢いよく入ると血管が一気に収縮してしまい血圧が急激に上がり、血管事故を招くことも。そこでオススメなのは、オヤジっぽく入り、お年寄りのように出る入浴法!湯船は39℃~41℃のややぬるめに設定し「あ”~~」と言いながらゆっくり脱力して入浴すると血圧の急上昇を抑えられます。湯船から出るときは、片手で浴槽の縁や手すりを摑みながら膝にもう片方の手を当て軽く腰を曲げて頭を下げた姿勢で。脳貧血を起こさないよう、どっこいしょという感じでゆっくり出ます。
睡眠中の血流を良くするには枕選びから!スッキリ目覚めて翌日のパフォーマンスUP
しっくりくる枕に出合うのは難しいですが、血流のことを考えて枕を選んでみると解決するかもしれません。睡眠中、定期的に寝返りを打つことで体圧をリセットし全身の血液循環が促進されますが、頭が沈み込む枕を使うと寝返りを妨げてしまいます。理想的なのは、頭3個分以上の横幅があり、薄くて寝返りしやすい枕。寝返りすることで、血流が促進されて睡眠の質向上にも繫がります。いびきや睡眠時無呼吸症候群も寝返りによりだいぶ緩和されます。
撮影/財津裕也〈人物〉 モデル/古川恵美(美STリュクス)ヘア・メイク/コンイルミ(ROI) イラスト/別府麻衣 取材/菊池真理子 編集/岡村宗勇 再構成/Bravoworks,Inc.
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2026年9月16日(水)23:59まで
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