HEALTH

血管が若い人は見た目も若い!どっちが血管にいい?朝・昼・夕食・スイーツで2択クイズ

血管は健康だけでなく、実は見た目年齢にも関わるんです。40代からは、毎日の食事で血管力を底上げすることが大切です。血管を老けさせない食材や食べ方を知って、内側から若々しさをキープ!

血管年齢が若い人ほど「見た目年齢」も若い

血管年齢が若い人は、実際に見た目も若々しいです。首の血管から割り出した血管年齢は、見た目年齢やシミの面積とも相関すると、研究で確認されています。外来診療でも血管が健やかになると男女ともに肌ツヤが改善し若返った印象になるケースが多く、血管は健康だけでなく美容の土台とも言えます。

酸化ストレス・糖化(AGEs)・活性酸素などによって血管内皮が傷つき、慢性炎症が起こります。この慢性炎症こそが老化・肌荒れ・シミ・動脈硬化などの原因に。痛みがなくても、くすぶる炎症は体内で進行します。美容のために顔だけケアしても根本改善にはならないので、ウォーキングや運動、NO(一酸化窒素)の分泌促進で全身の血流を改善し、血管力を高めることが重要。血流が悪いままだと、毛細血管が機能を失う「ゴースト血管」に。ただし生活習慣の改善で何歳からでも再生する可能性があるので、諦めずに実践してください。

\血管先生と呼ばれています/

池谷敏郎先生

医学博士。池谷医院院長。専門は内科・循環器科で血圧と動脈硬化について研究。自身も長年血管ファーストな生活を続けているので、60歳を超えた現在も血管年齢は30代と若さを誇る。

セルフチェックで血管力を確かめて

■ 20代の頃より体重が10kg以上増えた‥(リスク度1)
■ 日頃歩くことが少ない‥(リスク度1)
■ 食後に甘いものがやめられない‥(リスク度1)
■ 生活のリズムが不規則‥(リスク度1)
■ 完璧主義でイライラすることが多い‥(リスク度1)
■ 階段よりエスカレーターやエレベーターを選びがち‥(リスク度1)
■ 手足が冷えやすくなった‥(リスク度1)
■ 親やきょうだいに心臓病や脳卒中になった人がいる‥(リスク度1)
■ 自身やパートナーがタバコや電子タバコを吸っている‥(リスク度3)
■ 閉経した‥(リスク度3)
■ 食後、眠気を感じることが増えた‥(リスク度3)
■ 高血圧 or 糖尿病 or 脂質異常症である、またはその傾向がある‥(リスク度3)

【判定】
リスク度合
(0~2) 血管力は正常と考えられる
(3~5) 血管力は低下している可能性がある
(6以上)血管力は低下している可能性が高い

【簡単にできる習慣】食事を見直して血管力UP!

食後の血糖値の急上昇が血管を傷つけるので、糖質の摂り方を変えれば血管ケアに繫がります。主食を減らし糖質量を控えめにする。血糖値の上昇度合いが低い低GI値食品を選ぶ。また、加熱後に冷ました炭水化物は小腸で吸収されず大腸に届くので血管は喜びます。油の摂り方も重要で、加熱するときはオリーブオイルなどオメガ9系脂肪酸を。魚の油やアマニ油・エゴマ油に多く含まれるオメガ3系脂肪酸はEPAやDHAが血管を若返らせるので積極的に。活性酸素は血管にも大敵!抗酸化作用の高い野菜の摂取が活性酸素を抑えます。

▼血管にいい食事のポイント
1 血糖値急上昇が血管を傷つける
2 油を変えると血管が若返る
3 活性酸素は血管にも高ダメージ
4 血糖値の上昇度合いが低い(低GIの)炭水化物を選ぶ

どっちのメニューが血管にいいでSHOW!

【朝食対決】

食パン VS クロワッサン
6枚切りの食パンは1枚60gで糖質25.3gにも!1個40gのクロワッサンなら糖質16.8gで血糖値も上がりにくく、勝者はクロワッサンです。

 

ブロッコリーのサラダ VS きゅうりのサラダ
強力な抗酸化・抗炎症作用で栄養豊富なブロッコリーが血管には◎。ドレッシングの油分も食後の血糖値の上昇予防に役立ち、この対決はブロッコリーが制しました。

【ランチ対決】

チャーハン VS ペペロンチーノ
抗酸化作用があり、悪玉コレステロールを減らす成分も豊富。そんなエクストラバージンオリーブオイルを使うペペロンチーノの勝ち。

月見うどん VS 冷やし中華
炭水化物のGI値で比較すると、うどんはGI値が85で生の中華麺だと61!更に冷たい麺類は小腸で吸収されにくいので冷やし中華に軍配!

【夕食対決】

サバの塩焼き VS サバの缶詰
丸ごと缶詰めされた状態のサバ缶には豊富なEPA、DHAがそのまま含まれますが、塩焼きは加熱調理の過程で2〜3割の油が流失。よって缶詰の勝利。

ビール VS ハイボール
生ビール1杯200mlには糖質が6.3g。ハイボール1杯150mlは、ウィスキーが蒸留酒なので糖質ゼロ。血管のためならハイボールを。

【スイーツ対決】

ミルクレープ VS モンブラン
モンブランは甘さはしっかりですが1個50gで糖質11.6gほど。ミルクレープは一切れ120gで糖質26.7gとやや多め。血管にはモンブランが優勢。

ピスタチオのアイス VS オレンジのアイス
シャーベットは果汁と糖質が多く血糖値が急上昇。一方ピスタチオの不飽和脂肪酸は血糖値の急上昇を抑えてくれるので、ピスタチオのアイスが勝ち。

本記事は、美ST編集部が取材・編集しました。「美ST」は16年以上にわたり、40代&50代女性の美容とライフスタイルを追求してきた月刊美容誌です。
『美ST』2026年9月号掲載

イラスト/別府麻衣 取材/菊池真理子 編集/岡村宗勇 再構成/Bravoworks,Inc.

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2026年10月号

2026年8月17日発売

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