HEALTH
今や健康の新常識となっている「唾液」。量や質が健康に関係しているのを知っていますか?まずはセルフチェックで自分の唾液力を調べてみましょう!
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唾液は口の中を潤すほか、実はたくさんのパワーが潜んでいます。特に免疫力との関わりは深いんです。唾液中には100種類以上の物質があり、中でもIgAという成分は、免疫として体の中に入ってきたウイルスを素早く排除。感染予防の役割を果たします。また唾液の量と質を「唾液力」と呼び、これには個人差があって、残念ながら加齢とともに低下します。しかし口周りの筋肉をよく動かすことで、唾液の分泌を高めることは可能。唾液力を鍛えて自然の万能薬ともいえる唾液を最大限に活用し、健康な毎日を過ごしましょう!
チェックが3つ以上ついたら唾液の量や質が低下しているサインです!
食生活や生活習慣で変わってくる唾液力。唾液力が低下しているという結果が出ても、改善できます!
量と質の総合的な力が「唾液力」。免疫力のほか、細胞の老化を防ぐなど健康に欠かせない唾液の役割を理解し、量&質を向上させて!
「サラサラ唾液とは」
食事中などリラックスした状態ではサラサラ唾液を分泌。酸性化しがちな口の中を中性に変化させる重炭酸塩が多く、口の中に潤いを与えます。
「ネバネバ唾液とは」
緊張やストレスを感じると分泌されるネバネバの唾液は、粘膜を保護するムチンが多く、抗菌作用の高いIgAの含有量も多く免疫力がUP。
耳下腺:マッサージで唾液量が一番増える耳下腺。緊張で口の中が乾くときに刺激してサラサラ唾液を。
顎下腺:顎骨の内側にあるのでマッサージしにくいですが、刺激することで多くの睡液を分泌。
舌下腺:唾液腺の中で一番小さな舌下腺。マッサージと併せて口の中で舌を動かすとより効果的。
ジワッと出てくるので気付きませんが唾液は耳の下部の耳下腺、顎の深部の顎下腺、舌の下部の舌下腺の3カ所から出ていて、刺激することで量が増えます。
・細胞の老化を防ぐ抗酸化作用
・口の中を酸性から中性に
・食べ物の消化を助ける
・成長因子によって美肌につながる
・口内の粘膜を刺激から保護する
・口の中を清潔に保つ
・体の粘膜を菌から守る
・ごく初期の虫歯を再石灰化
さまざまな唾液の成分は、口から入った菌を排除し、免疫力を高め全身の健康を支えています。健康的な人は1日1~ 1.5lもの唾液を分泌するとも言われているので、水分をしっかりとり、意識的に口周りの筋肉を動かして。
教えてくれたのは……
神奈歯科大学 環境病理学分野 槻木恵一先生
唾液研究の第一人者。美容や健康、疫力などと深く関わる唾液に秘められたパワーをわかりやく説。『ずっと健康でいたいなら唾液力をきたえなさい!』(扶桑社)など、著書多数
2024年『美ST』3月号掲載
撮影/加治屋圭斗、渡邉明日香(A-1)イラスト/前田さつき 取材/菊池真理子 編集/増野玲奈
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2024年12月16日(月)23:59まで
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