MAKE UP
2020年、40代が試したいのはグレーを使ったグレーメーク。あえてブラックでもブラウンでもなくグレーを使うことで、キワを整えてぼかすという大人の品格がメークに表れます。ポイント2つでできるメークテクニックを千吉良恵子さんが教えてくれました。
グレイッシュアイでクール、凛とした女性像が今季の一押し!ブラウン系のパレットを選べばモードになりすぎないから挑戦しやすい。キワを整えぼかすという気遣いが大人の品格につながっていくんです。
【BASE】潤いのあるツヤ肌に。
【EYE】グレイッシュブラウンのパレットで上下を囲み、グレーライナーでキワを埋めて。
【CHEEK】ベージュブラウンのチークを頰骨下から上に向けて。チークの下部分にローライトを、上にはハイライトをのせ骨格を立たせます。
【LIP】黄み色リップを唇の中央に直塗りしたら、リップブラシで外に広げながらラインを整えると、薄膜ながら綺麗なエッジが。
今年はパレットシャドウの当たり年。特に秋冬は重ねるだけでグラデも叶って大活躍。グレーみのあるブラウンの組合わせなら、トレンド感と目元の引き締めを両立できます。上、今っぽいグレイッシュブラウンのアイシャドウパレット。黒を含んだ甘くないブラウンのバリエが揃って、よりクールで凛とした印象に。イプノ パレット04 ¥6,800(ランコム)下、グレーブラウンのほか、トレンドのグリッターなどを組み合わせた今年らしいパレット。NARS ヴォワヤジュール アイシャドーパレット 1194 ¥4,500〈一部店舗限定〉(NARS JAPAN)
①アイホールにC、上まぶたのキワにEをのせたらBでぼかして。グレーライナーでまつ毛のキワを埋め、目尻は眉と同じくらいの長さまで長めに引いて。②目尻をB+Cでぼかします。③下まぶたにBをのせ、目頭1/4を除いてぐるっと1周囲めばまぶたが横に広く見えます。
黒ほど強くなく、引くだけで目元がおしゃれに。遠くからも美しく、近くに寄れば色っぽく深い目元に。ペンシルでもリキッドでもグレイッシュモーブを選んで。下まぶたも忘れずに。左、描きやすく、にじまないから下まぶたやアイシャドウの上からも綺麗な線を引くことができて落ちにくい。UZU アイオープニングライナー グレー ¥1,500(UZUBY FLOWFUSHI)右、たるんだ目元にもスムースに描け、美しく発色するグレーライナー。下まぶたにも引きやすい。NARS ハイピグメント ロングウェアアイライナー 8197 ¥3,000(NARS JAPAN)
多くのモデルや女優から指名が絶えず、広告や各誌など第一線で活躍を続ける大人気メークさん。トレンドと品格を両立したメークが素敵で参考にしたいと、美ST読者からの支持が特に高い。
2020年『美ST』2月号掲載
撮影/岩谷優一(vale.)〈人物〉、五十嵐 洋〈静物〉 ヘア・メーク/千吉良恵子(cheek one) モデル/美香 スタイリスト/菊地ゆか 取材/大山真理子 編集/長谷川 智
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2024年12月16日(月)23:59まで
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