MAKE UP
40代に人気だったCHICCAが遂に販売終了。ブランドクリエーターだった吉川康雄さんに、CHICCA販売終了後に使うべきおすすめコスメを聞きました。これがあれば、今まで通りツヤ肌メークが可能です!
左から、「上手に作られた秀作。軟らかい油を使ったバームタイプで扱いやすい」。美容液バームにミネラルパウダーを流し込む新発想。今秋新色も登場。ミネラルクリーミーファンデーション SPF20・PA++ 全6色 リフィル ¥5,500、ケース¥1,000(MiMC)、「アメリカではファンデ代わりに使うアーティストも多数。気になるポイントを中心に、厚みのあるスポンジでスタンプ塗りするとキレイ」。ローラ メルシエ シークレットカモフラージュ 全4種 ¥3,800(ローラ メルシエ ジャパン)、「美容オイルをたっぷり配合し、理想とするリキッドに近い感触。手で薄くつけるとスーッと止まる」。ザ・ライトバルブ エッセンシャル オイル インファンデーション SPF45・PA+++30㎖ 全12色 ¥6,000(シュウ ウエムラ)
「下地に求める役割は、表面を均一にしてややツヤを足し、ファンデのノリを助けること。肌色を濁らせる可能性がある色付き下地は不要。色はファンデで全てカバー」。RMK メイクアップベース 30㎖ ¥3,700(RMK Division)
「しっとりし続けることが肝心だから感触を重視。揮発するサラサラしたものより、ベタベタした感触が残るオイルを選んで。下地や上から重ねても」。FEMMUE アイディアルオイル 30㎖ ¥6,000(アリエルトレーディング)
「ふんわりと軽くつけられる超微粒子パウダーでツヤ感を調整。トランスルーセントタイプでファンデーションで作った肌色に影響を与えないのも大事な点」。スクワランオイル配合。ブロットパウダー/ルース ミディアム ¥3,800(M・A・C)
スキンケアで最高の肌を作り、足りない部分だけをファンデで調節するのが吉川流。最後にオイル少量を全顔にのせツヤを仕込みます。
下地の役割は肌色ではなく質感を整えること。ほぼ無色の下地で色を変えずに表面をなめらかに整えればファンデもムラなくフィット。
色探しはフェイスラインではなくデコルテで。デコルテや腕と全く同じ色にするのが一番ナチュラル。肌に馴染んで消える色を選びます。
薄く塗り広げて質感を整えて。硬めのファンデは厚いスポンジでスタンプ塗りが簡単。キッカ ソリッドファンデーション スポンジ2個入 ¥1,000(カネボウ化粧品)
シミやソバカスなどが気になるところ、目まわりや鼻まわりなどの凹凸部分は、小さめのブラシで細かく塗り重ねて。
メーク後の質感をチェック。ペタペタと指にくっつく感触があれば◎。鏡を覗いて、至近距離でもファンデ感が見えなければ成功です。
ファンデで素肌を整えたら、ほのかな血色をプラス。使うのはメークで使うチークと同じものでOK。薄く広めにのせれば健康色が完成。
アイホールのまわりだけにファンデを塗り、アイホールを塗り残せば色素が強調されて天然のアイシャドウに。オイルを足すと自然に。
2019年『美ST』12月号掲載
撮影/三宮幹史(TRIVAL)〈人物〉、 河野 望〈静物〉 メーク/吉川康雄 ヘア/冬木慎一(Sui) スタイリスト/菊地ゆか 取材/大山真理子 編集/佐久間朋子
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