MAKE UP

50代&40代ライターが試してみた!「ノーファンデなのに老けないメイク」3選

ファンデ塗らない派、増えています!多機能で高スペックな下地やコンシーラー、パウダーなどを使えば十分に肌を若々しく見せられるうえ、時短になるのもうれしいところ。またメイクが崩れにくいという利点も。今回は、ファンデ塗らない派だからこそ楽しめるポイントメイクを、エイジングのお悩み別に紹介します。

「ファンデなし」だからこそ楽しめるポイントメイクがある!

様々なエイジングサインが出てくる美ST世代のなかには、「前よりポイントメイクが楽しめなくなった」とお悩みの人も。そこには目のたるみやくぼみ、頬のコケなどのためにメイクがしづらくなるうえ、エイジングをカバーしようとファンデを厚塗りしてせっかくのポイントメイクが崩れやすいという問題が。
そんなお悩みの人に提案したいのが、思い切ってファンデを塗らずに下地でベースを仕上げること。崩れにくさはもちろん、顔にメリハリが出るためポイントメイク映えを叶えることができるんです!

【CASE1】くぼみ目悩みの場合

美STライター山田正美(54歳)
美STライター山田正美(54歳)
もともと派手めなメイクが大好き。アイシャドウもリップもはっきりした色を使いがちだったんですが、年齢を重ねるごとにやり過ぎ感が出てきてしまって……。エフォートレスで抜け感のあるポイントメイクを知りたいです!

\ファンデなしベースで目元の印象が和らいだぶん、口元にポイントを/

ヘア・メーク 川村友子さん
ヘア・メーク 川村友子さん
顔のパーツがはっきりしているくぼみ目さんは、どうしても目元に人の目が行きがち。だけどファンデを塗らないベースメークのテクニックで目元の険しさが消えるので、今度は口元に目が行くように。そこでみずみずしさを感じるリップを塗ると、見た目年齢が途端に若返ります。

ファンデなしベースメイク法をCHECK!

【Point】眉間を発光させてフラットさと丸みを手に入れて

目頭のくぼみの影感が気になる場合は、スティックハイライターで眉間を発光させることで目周りがフラットな印象に。額も丸みを帯びて見えるので、全体的に優しい印象になります。

【Point】シアーなリップはオーバーめに塗ると、唇のしぼみにボリューム感が!

リップは外側から内側に塗ると自然にオーバーリップに。シアーカラーとみずみずしいツヤ感が相まって若々しさを底上げ。唇が痩せ気味な美ST世代こそツヤ&シアーリップが救世主になるはず。

使ったのはコレ!

【CASE2】頰コケ悩みの場合

美STライター伊藤恵美(45歳)
美STライター伊藤恵美(45歳)
昔からチークはピンクを選んでいたのですが、最近「なじんでない?」と思うこともしばしば。だけどどんな色が合っているかわからないし、色味の迷子になっています。

\頰コケさんは、チークの選び方とのせ方を一工夫してみて/

ヘア・メーク 川村友子さん
ヘア・メーク 川村友子さん
チークといえば頬高部分にのせるのが一般的ですが、頬がコケ気味の人の場合はそうするとかえって凹凸が際立ちよりこけた印象に。カラーもピンク系やレッド系だと悪目立ちしてしまいます。ウォームベージュなどのなじみカラーで、頬高部分を避けて色をのせることでバランスが整います。

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【Point】横広に“勾玉”のようにのせて血色感まで叶える

ブラシにチークを含ませたら横にしてくるくると馴染ませるように塗布。ポイントは頬高部分を避け、耳の付け根あたりから斜め下へ向かって横長に滑らすイメージ。色味はなじみカラーの代表格であるウォームベージュが最適。

【Point】アイブロウも黒系より暖色系で抜け感を出して

黒いアイブロウは求心的になってしまうのでピンクブラウン系をセレクト。抜け感と優しい印象をプラスして顔のふっくら感を後押し。ブラシで眉頭を立てることで立体感が出ます。

使ったのはコレ!

【CASE3】たるみ目悩みの場合

美STライター関根実凡(44歳)
美STライター関根実凡(44歳)
エイジングを重ねるにつれてまぶたがたるんできて、アイラインがとにかく引きにくい!せっかく引いてアイシャドウを塗っても、崩れてパンダ目になってアイメイクが台無しになることも。

\ファンデなしならアイメイクも崩れにくいから、たるみ目さんも冒険できる/

ヘア・メーク 川村友子さん
ヘア・メーク 川村友子さん
エイジングでまぶたがたるんでしまうたるみ目さんは、そのままアイシャドウを塗ると腫れて見えてしまうこともしばしば。たるみ目さんのアイメイクのポイントは目尻。二重幅に視線が行くように目尻側を重点的に色をのせることで、崩れにくさも叶います!

ファンデなしベースメイク法をCHECK!

【Point】並行に目尻を伸ばして自然派映えアイズに

眉尻の後ろを並行気味に引き上げながら、アイシャドウペンシルで目尻を重点的に塗布。目尻は跳ね上げず、並行気味に2mmほど伸ばして。並行気味にすることで自然に目を大きく見せる効果が。

【Point】ハイライトを巧みに使ってより瞳を強調して

ハイライトカラーを黒目の下から目頭へ。そしてそのまま目尻に向かってスライド。こうして目頭側を2往復することで、目頭が強調されて求心的な顔立ちに。目尻のアイシャドウペンシルを伸ばしたところまでハイライトを伸ばし、さらに目の大きさを引き立てて。

使ったのはコレ!

教えてくれたのは…ヘア・メークアップアーティスト 川村友子さん

トレンドを押さえつつ女性らしさを引き出すメークが幅広い層に人気。そのメーク法はどれも実践的で、明日から始められる手軽さが魅力。最新アイテムや韓国コスメにも精通し、飾らない人柄で美STモデルやスタッフから絶大なる信頼を得ている。

【問い合わせ先】
SHISEIDOお客さま窓口 0120-587-289
イミュカスタマーセンター 0120-371367
パルファン・クリスチャン・ディオール 03-3239-0618
かならぼ 0120-91-3836
ジルスチュアート ビューティ 0120-878-652

撮影/前千奈美(光文社写真室)〈人物〉、公文一成(光文社写真室)〈静物〉 ヘア・メーク/川村友子 モデル/関根実凡、山田正美、伊藤恵美 取材/キッカワ皆樹

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