MAKE UP
コンプレックスはメークで解消できるんです!きつい人に見られたくない、そんな悩みを抱えた美ST読者を小田切ヒロさんが、優しく見られるメークに大変身!大事なポイントは「自分にないものをメークで足す勇気」でした。
厚塗り肌とシャープな眉&目元がキツく見える原因。でも無理に可愛くするよりクールさを生かしたい。シャープ感を抜きつつ暖色で優しさを足すのがベスト。
「ファンデもアイメークも軽くしたのに間延び感が軽減。暖色で作る柔らかい雰囲気とクールさを併せ持ったなりたかった顔になれました。このメーク、続けます!」
\いつものメーク/
細かいシミを隠すことに必死。茶色シャドウグラデとラインのガッツリアイメークで腫れぼったさを回避。リップはベージュ。キツそうで話しかけにくいと言われるのは、アイメークが原因と思いつつやめられない。額の広さも悩み。18歳と16歳の母だが年齢より若く見られがち。
目尻を上げると冷たく、下げるとイタい。目を開けた状態で肌を横に引っ張り1mm平行に描いて指を離して。重力で下がった目元に合わせてなだらかに落ち、優しい目元に。
まぶたをカバーしすぎると影が消えて腫れぼったさの要因に。白色の透明パウダーで元のくすみを生かした自然なスモーキーアイなら、重ねるくすみシャドウも浮かず綺麗に発色。
上、右下のオレンジを使用。ミネラルクラッシィシャドー オータムリーブス ¥4,000〈8月21日限定発売〉(エトヴォス) 下、アンクル ド ポー オール アワーズ セッティングパウダー ユニヴァーサル ¥6,500〈8月23日発売〉(イヴ・サンローラン・ボーテ)
上下の比率を合わせると唇が丸く見えて、優しくセンシュアルな印象に。約1mmオーバーリップさせクールな目元を中和。輪郭がぼやけてるならリップライナーもマスト。
挑戦的なブロンジーリップ。NARS リップスティック 2941 ¥3,300〈9月20日発売〉(NARS JAPAN)
クールを狙うならチークは血色UPより骨格を引き立てるために使いたい。正面から見えない側面に入れるのがポイントです。大きめブラシで漂わせる程度に軽くのせて。
明るすぎないくすみ色を選べば暖かいけどクールな印象に。チーキーシークブラッシュ 21¥3,000(THREE)
女性らしさを醸すには丸みが必要。気になる生え際は専用のシェーディングをポンポン。丸顔になっておでこが小さく見えます。フェイスパウダーを馴染ませスクリューブラシで溶かすとうぶ毛感UP。フジコdekoシャドウ ¥1,650(かならぼ)
ファンデですべて隠そうとせず、目元やシミにオレンジコンシーラー、鼻はポアスティックなどでカムフラしながらフレッシュな透け肌に。左、クリーミィタップミネラルファンデーション SPF42/PA+++ ¥5,600〈セット価格〉(エトヴォス)中、毛穴やテカリをカバーするスティック状下地。鼻はこれだけ。ミネラルポアレススティック¥2,500(エトヴォス)右、シミやクマ消しにはオレンジ。カネボウ コンシーラーコンパクト01 ¥6,000(カネボウインターナショナルDiv.)
最新の美容トレンドを牽引する人気ヘア・メークさんのひとり。メークテクだけでなく、ちょっとアイロニカルなワードセンスと審美眼にハッとする美ST読者も多い。
2019年『美ST』10月号掲載
撮影/寺田茉布(LOVABLE)〈人物〉、五十嵐 洋〈静物〉 スタイリスト/鳥山悦代(One 8 tokyo) 取材/大山真理子 編集/長谷川 智
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2024年12月16日(月)23:59まで
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