MAKE UP
「40代のまつ毛は長さよりも根元の密度が大切なの」。某有名女優の一言からスタートしたのがこの企画。やってみてわかったこと、私たち世代はアイラインを描くより、まつ毛の根元を太くするほうが、目が大きくぱっちり見えたんです!
私自身のことですが、昔から奥二重で、どうしたら目が大きく見えるか? 試行錯誤してきました。行き着いた結論は、まつ毛をマスカラでカールアップさせ目を見開かせ、根元のボリューム力で目にインパクトを出すことでした。コツはまつ毛の根元を、マスカラをアイラインのように使い密度を上げていき、フレーム効果を引き出すこと。まつ毛の立体感を強調するために、マスカラのカールアップ力で上向きに整えること。下がったまつ毛では瞳を覆ってしまい、それだけで目は小さく見えるからです。どの角度から見ても上がって見えるように放射状にカールさせるのもポイント。40代はまつ毛が痩せる時期。だからこそ、適した製品や塗り方で目元をくっきりさせて。
教えてくれたのは……ヘア・メークアーティスト 尾花ケイコさん
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マスカラ液がシャバシャバだと、まつ毛の密度感が損なわれるため、液はしっかり絡むタイプを。色は黒で漆黒のように濃いものを。
繊維たっぷりのロングマスカラは40代になったら卒業。太さを与えるボリュームタイプが40代のマストハブ。カール力もあればなお良し。
ブラシはコーム、スクリューなど自分で使いやすいものでよし。ただし、まつ毛の根元にしっかり絡み、毛先に向かいスーッと抜けることが条件。
\こんなたけのこまつ毛を目指そう!/
まつ毛の根元には束感があってもOK。むしろ、束感は黒の密度を上げるので、大歓迎! 毛先は長さよりも、繊細でクルンと上がっていること。参考商品。KOBAKO アイラッシュドレス BK102 ¥1,000(貝印)
\鏡を下に持って/
➊ まつ毛を捉えているかどうかがわかりやすいので、鏡は下に持ちます。鏡を覗き込みながら、まつ毛の根元をビューラーでキャッチします。
\根元をグッとキャッチ/
➋ 手首のスナップを利かせて、まつ毛の根元をグッとビューラーで持ち上げます。
\真ん中あたりもググッと/
➌ ビューラーを少しずつずらし、まつ毛の中央もカールアップ。
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\マスカラは根元から/
➊ 上まつ毛の中央部分から塗り始め。まつ毛の根元をグッと持ち上げるようにマスカラを押し当てます。
\根元を左右にギザギザと/
➋ まつ毛根元を歯を磨くように、左右にギザギザと3回位往復させて、マスカラ液を絡ませます。まぶたに液がついてもOK。
\サッと毛先に抜く/
➌ 根元をギザギザ塗りしたら、それを毛先までは行わず、毛先はスッと抜きます。毛先が先細になるように。
\目頭はブラシを立てて抜く/
➍ 目頭部分のまつ毛はまぶたで被さって捉えにくいので、ブラシを立てて毛を掘り起こすように液をなじませます。
\目尻は扇形に広げます/
➎ 目尻は上げるというよりも、毛先を目尻側に広げるようにブラシで液をなじませて、目幅を横にスケールアップ。
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\下まつ毛はまず先端に/
❶ 下まぶたのまつ毛のポイントは、まず毛先にマスカラを全体につけて、重さを出して縦に広げること。
\次に根元をサッと伸ばして/
❷ 中央は根元から下にスッと塗るだけ。
\目頭は斜めに広げて/
❸ 目頭はまつ毛が少ないので、掻き出すようにつけて。
\目尻まつ毛も拾うこと/
❹ 目頭のまつ毛は、全てを捉えて下に向かって塗るだけ。
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\中央は根元から回転させつつUP/
➊ ホットビューラーは皮膚に当たると熱いので、まつ毛のきわから少し離し、中央に当て毛先へと回転させながらググッとカールアップさせます。
\目頭は横に広げるように/
➋ 目頭のまつ毛は横に広げ
\下まつ毛は下に伸ばす/
➌ 下まつ毛は毛先を伸ばして。
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1~4の工程が終わったら、好みの仕上がりになるまで重ね塗り。上右、上左、下右、下左と一箇所に集中しないようまんべんなく。3~4回程度。
撮影/資人導〈vale.〉(人物)、金子吉輝(静物) モデル/樹神 ヘア・メーク/尾花ケイコ 取材/井口智恵
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2024年12月16日(月)23:59まで
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2024年11月16日(土)23:59まで
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