40代だって、なれるものなら白Tシャツの似合う顔！
＜前編＞

あまりにシンプルすぎて、すべてが露わになる気がして、40代に白Ｔはハードル高すぎると感じることも。でも、メークのポイントを絞って抜け感を作れば、昔から着慣れているみたいにしっくり馴染んでくるから驚き。多くのファッション誌でメークを手がける水野さんにその極意を教えていただきました。

 

 

マリリン・モンローみたいにキュートに着るなら朱赤のリップを効かせて

 

 

白Tシャツとデニムの究極にシンプルな組合わせってどこにも逃げ場がない感じで、本当に難しい。ファッション的にはアクセサリーやバッグなどの小物を盛って目線を散らしますが、メークも同じ技が使えます。そこでおすすめするのが朱赤のリップ。このメークは下地とコンシーラー以外、ファンデもアイシャドウもなし。ポイントでハイライトを効かせて透け感ある肌に仕上げ、デニム姿のモンローをイメージした可愛さをマットな朱赤に込めたら、内面の余裕さえも滲み出ます。

 

 

教えてくれたのは？

 

 

メークアップアーティスト・水野未和子さん
1973年生まれ。The London Institute Collegeof Fashion 卒業。帰国後、ファッション誌のカバーなど多くの雑誌や広告で活躍。

 

 

 

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＜Lip＞

 

肌馴染みのいいマットなオレンジレッドを選んで

白Tとデニムという超王道カジュアルにツヤあり赤リップは浮いてしまいます。肌をキレイに見せてくれるマットな朱赤を選べばいやらしさのない大人のセクシーさに。

 

 

使うのは…NARSの朱赤リップ

 

 

使いやすいペンシル型でなめらかな使い心地。肌に映える鮮やか発色。NARS ベルベットマットリップペンシル 2455N ¥3,000（NARS JAPAN）

 

 

 

自然にぼけるアイシャドウチップが便利

 

 

リップのアウトラインをチップでなぞるとラフにぼかすことができます。

 

 

 

ロケットペンシル型だと色別にチップを使い分けできて便利。チャスティ ジョイントメイクチップ ピンク ¥350（シャンティ）

 

 

 

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＜Cheek&Highlight＞

 

ハイライトとチークをつなげた健康的な赤みがリップを引き立てる

ハイライトを黒目下から頰の高いところまで描き、チークとつなげます。口元にもハイライトを軽く入れるとぷっくりリップに。指でなぞって馴染ませます。

 

 

使うのは…クリニークのハイライト

 

 

細かいパール入りの肌色に近いものを選びます。眉尻下の骨が出ているところ→目尻→黒目の下に。チャビー スティック スカルプティング　ハイライト ¥3,500（クリニーク）

 

 

 

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使うのは…NARSのピンクチーク

 

 

 

ピーチピンクは内側からにじんだような色みに。笑ったとき頰の高い部分から少し下まで入れます。NARSブラッシュ5192 ORGASM ¥4,000（NARS JAPAN）※限定発売

 

 

 

 

大人の色気を問われるシンプルな白Tとデニムのコーディネートが完成！

 

 

 

 

モデル／西村真弓〈TEAM美魔女〉　撮影／須藤敬一（人物）、吉田健一（静物） 　メーク／水野未和子〈3rd〉　ヘア／林カツヨシ〈Jill〉　スタイリスト／森川 彩　取材／中田ゆき