カリスマヘアメイク・岡野瑞恵さん直伝！【自然に目力アップする大人アイメイク】

アイメイクをしているのに、なぜか目が小さく見えてしまう…やりすぎても、やらなすぎても決まらない!?それが“大人のアイメイク”の難しさ。秋のおしゃれが楽しくなる今こそ挑戦したいのは力を入れすぎずに目力を引き出すアイメイク。ちょっと工夫すれば即旬顔にアップデート。

アイメイクはちょっとした差で、目が小さく見えてしまったり、まぶたもかぶってくるのでシャドウの選び方も難しく感じています。秋の装いに合わせてメイクも更新し、目力強化を狙いたいです。

季節が変われば、メイクもアップデートしたいもの。今季のトレンドは、ブラウンやグレーを基調としたスモーキーなニュアンスカラー。派手に色を主張するのではなく、骨格をさりげなく引き立てるタイプです。ただし、まぶたもかぶってくるのでアイシャドウ次第で目が小さく見えてしまうことも。今回はブラウン系シャドウに、少しグレージュ寄りの色が入ったパレットをセレクト。目のキワから自然なグラデーションを作れば、重いまぶたも引き締まり、痩せ窪みで生じる影も飛んで明るい印象に。特にアイメイクは季節感を取り入れやすく、大人の印象を大きく左右します。ぐっと印象的に見せられる大人のアイメイクをぜひ試してみてください。

ラウンドブラシを使用し、目尻1/3にAを入れ、さらにBとEを混ぜながら取り、下まぶたに入れたシャドウの外側から目頭側までぼかして馴染ませます。下まぶたに明るい色を足すことで、くぼんだ目元にハリ感が生まれふっくらとして目が大きく見えます。目元のくぼみのせいでできてしまった影が飛んで、明るくなります。THREE シュルームブラシ ￥3,850（THREE）

さらに黒のペンシルで下まぶた目尻のインサイドにごく細いラインを引きます。がっつり入れすぎると、ちんまり目になるので、かすれるほどの力加減が◎。自然なニュアンスを与え、奥行きのあるアンニュイな眼差しを叶えます。なめらかなラインが描きやすい。ダブル ウェア ウォータープルーフ ジェル アイ ペンシル 01オニキス￥4,950（エスティ ローダー）

目元がスモーキーになりすぎた時などは、トレンドの青みピンクが救世主。黒目の上と下まぶたに、入っているかいないか分からない程度に重ねれば、スモーキーなアイメイクに柔らかなニュアンスと女らしさがプラスされます。大人の目元に繊細な光を。SUQQU モノ ルック アイズ S-04 愛映 -ITOUTSUSHI ￥4,290（SUQQU）

ほのかな透け感をまとうアイシャドウ。ブラウンのグラデーションで骨格を引き立て奥行きをプラス。まつ毛の間を丁寧に埋める繊細なラインでフレームをさりげなく強調することで印象的で魅力的な目元が完成！

（左上から）さっと塗るだけ。厚塗り感ゼロでカバー力も抜群。カネボウ ライブリースキン ウェアⅡ SPF4・PA+ 全10色 30g ￥12,100（カネボウインターナショナルDiv.）、ピンクのチークを頰の中心に、その周りに肌馴染みの良いベージュピンクをぼかします。ディオールスキン　フォーエヴァー ブラッシュ ソフト フィルター 05リリー ￥5,940（パルファン・クリスチャン ・ディオール）、RMK ピュア コンプレクション ブラッシュ16Pink Pulse ￥3,630（RMK Division）、濃淡のグラデーションで自眉のような仕上がりに。カネボウ アイシェイドグラディエントEG2 Warm Brown ￥2,750（カネボウインターナショナルDiv.）、極細芯でリアルな毛が描きやすい。ケイト　アイブロウペンシルスーパースリム0.8 BR-3 ￥1,100〈編集部調べ〉（カネボウ化粧品）※10/25発売、2色を重ねることで立体感を強調、唇がふっくら。NARS エクスプリシット リップスティック 828 ￥5,280（NARS JAPAN）、エクシア ルージュ レヴェランス 04 ローズミスト ￥6,600セット価格（アルビオン）

本記事は、美ST編集部が取材・編集しました。「美ST」は16年以上にわたり、40代＆50代女性の美容とライフスタイルを追求してきた月刊美容誌です。
『美ST』2025年12月号掲載
撮影／古水 良（cheek one）〈人物〉、相澤琢磨〈プロセス〉、河野 望〈静物〉　ヘア・メイク／岡野瑞恵（STORM）　スタイリスト／平沼洋美　モデル／樋場早紀　取材／中井川桂子　編集／小澤博子　再構成／Bravoworks,Inc.