MAKE UP

愛用品&自宅を公開!【元宝塚トップスター柚希礼音さん】最近は「すっぴんが美しいのが一番」と痛感

輝き続ける宝塚OGの美しさの秘密を〝素化粧〟から紐解きます。今回はダンスの名手として6年間星組トップスターを務め、新たな宝塚ファンを増やし続けた伝説的存在、柚希礼音(ゆずきれおん)さん。普段のメイクのポイントやお気に入りの愛用コスメを教えていただきました。

ツヤが映える陰影メークにピンクのマスカラで柔らかさを

教えてくれたのは……柚希礼音さん

「宝塚時代、メークが上手な先輩から『地が命』と教えていただいたんです。30代までは目や眉に集中していましたが、40代になって先輩の言葉の意味を痛感しています。すっぴんが美しいのが一番。敏感肌用のスキンケアで肌をいたわりつつ、普段は肌に優しいBBクリームのみ。人前に出るときはほどよくツヤ感を足して、陰影でメリハリを出すメークを。最近はカラーマスカラを足すこともあります」

《Profile》
大阪府出身。幼少時からバレエを習い、宝塚をすすめられ高校2年で受験。1999年85期生として入団。初舞台後、星組に配属。新人公演、バウホール主演を重ね、2009年星組トップスターに就任。『ロミオとジュリエット』、『オーシャンズ11』など話題作に出演。6年間トップを務め、日本武道館コンサートも実現。2015年『黒豹の如く/Dear DIAMOND!!』で退団後は『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』、『マタ・ハリ』など名作ミュージカルに出演。12月には三池崇史監督の映画『怪物の木こり』が公開予定。第37回菊田一夫演劇賞など受賞多数。

▶︎素化粧って何?
舞台化粧に対してオフのメークを差す宝塚用語で、いわば究極のナチュラルメーク。宝塚音楽学校の本科生(2年目)から稽古場に行く際も素化粧が必須となり、自分でメークのテクニックを学んでいく。

柚希礼音さんの素化粧の愛用品は?

左から:「ピンクのマスカラで柔らかさをプラス」ルナソル シャイニングラッシュマスカラ EX01 ¥3,850(カネボウ化粧品)、「さりげない陰影が出せる鉄板ベージュ」ルナソル スキンモデリングアイズ 01¥5,500(カネボウ化粧品)、「ツヤとメリハリを足すときに」THREE シマリング グロー デュオ 01 ¥4,950(THREE)、「ほどよいツヤ感が出るクッションファンデ」LUNA ロングラスティング コンシールウェアクッション(スタッフ私物)

「ルナソルの左上のベースカラーを目頭に入れると白目がきれいに見えます」

「舞台でも愛用しているTHREEのハイライターは、指にとって頰の高い位置に少量なじませるだけでしっとりしたツヤが出ます」

リビングに作ったバーカウンターでリラックス

「お酒が大好きなので、コロナ禍の中で家をリフォームした際、友だちが遊びに来たときにお酒を作って楽しめる場所があるといいな、とリビングにバーを作りました。照明もつけて、棚には集めてきたグラスやお酒を収納。お休みの日はここで大好きなお酒を飲んでリフレッシュ」

《衣装クレジット》
シャツ¥68,200、パンツ¥210,100、ベルト¥55,100(参考価格) ピアス¥67,100、リング(左手中指)¥31,900、リング(右手人差し指) ¥39,050(すべてアミ パリス/アミ パリス ジャパン)

2023年『美ST』12月号掲載
撮影/八木 淳(SIGNO)〈人物・静物〉 ヘア・メーク/佐藤エイコ(ilumini.) スタイリスト/間山雄紀(M) 取材/稲益智恵子 編集/石原晶子

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