MAKE UP

【必要最低限のメイクでも美人になれる!】と評判のブランドとは?

今の美容業界の“当たり前”や人気のもとを掘り下げる名物連載。今月は、今でこそ浸透した“その人らしさ”を表すメイクの先駆けともいえるアーティストブランド「NARS」。世代、プロアマを問わず支持され続ける数多くの名品は、ブレないメッセージがあるからこそ生まれてくるのです。

メイク映え前提の透明肌ベースメイクは“必要なところに、必要なものがあればいい”

左から:リキッドコンシーラーの先駆け。透明感があり自然に肌と一体化。同ラディアントクリーミーコンシーラー全8色¥4,510、アジア限定のクッションファンデ。厚塗りにならず透明感のある仕上がりが好評。同ナチュラルラディアントロングウェアクッションファンデーション全6色 SPF50・PA+++ 12g ¥7,150※セット価格、70%以上がスキンケア成分。光を反射させて透明感を叶える。NARS ライトリフレクティングファンデーション全15色 30ml ¥6,930

ポイントメイクの印象が強いNARSですが、実は最も大事にするのは肌作り。「その人自身の肌が美しいことが、最もメイクを美しくする土台である」と考えます。フォトグラファーとしても活躍するフランソワ氏は、人は光を通して肌を見ることから光をいかに操るかを重視。

さらに目指す肌を作るため、プロセスにもこだわります。1個で何役も兼ねる製品が増える中、プライマー・ファンデ・コンシーラー・パウダーの塗り分けにこだわるのは、1つで全てを兼ねると不要な部分にものせることになるから。

例えば、ハイカバーのファンデを全顔にのせると厚塗りに見える可能性がありパウダーも全顔にのせると平面的な顔に見えてしまうことも。一方でどのアイテムも部分的に塗ることで、マットとの対比を作りツヤを引き立てることができる。

“LESS IS MORE”。肌にのせる部分は、少なければ少ないほどよい。NARSの肌作りが評価される所以です。

※掲載商品のお問合わせ先はすべてNARSです。

2024年『美ST』1月号掲載
撮影/吉田健一 取材/大山真理子 編集/浜野彩希

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