MAKE UP
退団後もさまざまなフィールドで活躍し、輝き続ける宝塚OG。その美しさの秘密を、宝塚仕込みの〝素化粧〟から紐解きます。今回は、早い時期から可憐な舞台姿が注目を浴び、紅ゆずるさんの相手役としてトップ娘役になった綺咲愛里さん。「人からどう見えるかより、自分が心地いいと納得できること」を大切にしている綺咲さんの普段のメイクについて伺いました。
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「素化粧で大切にしているのは人からどう見えるかというより、ツヤや肌触りなど、自分が心地いいと納得できること。最近出合ったクレ・ド・ポーの下地はその意味で最強です。たれ目を強調しないようアイシャドウは目の下にはあまり入れません。唇も血色がいいほうなのでツヤを足すだけ。年齢とともに顔も肌も少しずつ変わりますよね。そこをきちんと見て、そのときに必要なものを取り入れていきたいと思っています」
《Profile》
兵庫県出身。幼い頃からピアノとバレエを習い、ピアノの先生にすすめられ宝塚を受験し、合格。2010年に96期生として入団し、星組に配属。早い時期から可憐な舞台姿が注目を浴び、新人公演ヒロインを重ね、2016年紅ゆずるさんの相手役として『THE SCARLET PIMPERNEL』で星組トップ娘役に就任。コメディから悲劇まで幅広くこなし、2019年退団後も、舞台『ポーの一族』や『Endless SHOCK』など話題作への出演が続く。趣味はスポーツ観戦。
▶︎素化粧って何?
舞台化粧に対してオフのメークを差す宝塚用語で、いわば究極のナチュラルメーク。宝塚音楽学校の本科生(2年目)から稽古場に行く際も素化粧が必須となり、自分でメークのテクニックを学んでいく。
左から:「唇はふっくら質感&ツヤを重視」ディオールアディクトリップマキシマイザーセラム 000 ユニバーサルクリア¥4,620(パルファン・クリスチャン・ディオール)、西洋人の役を演じたときに購入。瞬時にトーンアップ」ヴォワールマティフィアンリサンSPF25/PA++ 40g ¥7,150(クレ・ド・ポーボーテ)、「遠征にも必ず持参。乾燥が落ち着きます」ジェニフィックアドバンスト N 30ml ¥11,990(ランコム)
「マキシマイザーはぷっくりした印象にしたいのでオーバー気味になじませます。唇ケアのため寝る前に塗ることも」
「トーンアップする下地は、顔の中心から外へグラデーションになるように伸ばします」
「『ラグタイム』で女優の役を演じたとき、体のケアをしていただいているトレーナーさんが顔にも鍼を打てると聞いて、舞台の合間に楽屋でやっていただいたら、目に見えてむくみが抜けきゅっと引き締まったんです。むくみやすい体質なのでそれ以来定期的に続けています」
《衣装クレジット》
ニット¥47,300 ニットスカート¥60,500(ともにリビアナコンティ/グルッポタナカ)ピアス¥495,000(TASAKI)
2024年『美ST』2月号掲載
撮影/八木淳(SIGNO)〈人物・静物〉ヘア・メイク/田中宏典 スタイリスト/朝倉豊 取材/稲益智恵子 編集/石原晶子
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2024年12月16日(月)23:59まで
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